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あらすじ

男女逆転大奥、幕閣の奮闘で三代将軍徳川家光の治世は安定し始めるのですが、問題は山積しています。それでも家光(千恵)の日々は満ち足りていました。苦しいことばかりの大奥での生活の中で、やっと見出した有功とのつながりは宝物のような時間だったのです。

有功も大奥で苦労を重ねた末に周囲と打ち解け、認められるようになってきました。そうした二人を周囲は温かく見守っていたのです。

しかし、現実は残酷でした。家光の存在意義であった『世継ぎ』が授からないのです。有功ではダメだ、と悟った春日局は、次の手を打ちます。彼に似た若い男を探し出し、家光に『子種』としてあてがうことを決めたのです。

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ネタバレ

無理やり大奥に放り込まれた過去を持つ家光と有功の二人は、身を寄せ合うようにして互いを慈しみ、広い城の片隅でひっそりと慈しみあっていました。

しかし、いつまで経っても子が授からない今、見守っていた春日局は有功を見限ります。彼によく似た捨蔵という若い男を新しい御中臈として家光に添わせることを決めたのです。

当然、何よりも家光にとってそれは惨い、と激しく反発する有功でしたが。春日局は揺るぎませんでした。彼女は自らの過去を振り返っていました。明智光秀の重臣だった父が亡くなり、乱世に放り出されたこと。

夫にひどい仕打ちを受けた末に子供を残して身一つで家康のもとに参じ、家光(千恵の父)の乳母となったこと。そんな苦難を乗り越えてきた春日局が目指すものはあまりにも明確だったのです。

彼女にとって、千恵の産む子供の存在はそのまま徳川幕府の存続に繋がり、すなわち『戦のない平和な世の中』なのだと。大切な家光の『心』を踏みにじっても、彼女はそれを為さねばならないのだ、とゆるぎない気持ちを持っていたのです。

どうにもならないのだ、と思い知った有功は、家光に命懸けでそのことを伝えます。当然、家光はあまりのことに愕然とし、有功は自分を殺してくれと願うのです。

しかし、二人の心は、離れられないものだと悟り、諦め、見つめ合います。もし、それでも子を為すことが出来ないのであれば、自分と一緒に死んでほしい、徳川幕府とともに滅びて欲しい、と告げる家光に、有功は頷き、そして抱き合うのです。

捨蔵は悪意のない若者でした。周囲が驚く中、有功は捨蔵になにくれとなく世話をしていくのです。玉栄はそんな有功を痛々しい思いで見ていましたが、やはり彼も“人”だったのです。

抜いたこともない刀を振るい、部屋中をめちゃめちゃにした有功は、玉栄に『見栄ッぱりやろ、廊下側の障子には斬りつけられへんかったんや』とつぶやきます。大奥で禁じられた京ことばのその声を聴き、玉栄はその言葉に秘められた有功の心の内を悟るのでした。

そして家光は捨蔵の子供、千代姫(後の徳川家継)を出産するのです。徳川家の(当面の)安泰は守られ、家光の立場は落ち着き、有功はその後ろ盾として大奥を取り仕切るようになります。春日局はそんな彼らを危うい思いで見ていましたが。その命は尽きようとしていました。

そんな時、捨蔵が赤面疱瘡に罹患しました。彼は世継ぎの父親として大奥でもっとも高い地位を得るはずでしたが、身体を壊し、二度と家光や千代姫に会うことが出来ないままに亡くなってしまいます。有功は、彼を見送り、その無情にうちひしがれました。

子供を産めることが判明した家光に、春日局は次の男をあてがいます。後に『お夏の方』と呼ばれる彼の存在に、家光と有功は揺れますが___。『何人の男の子供を産もうと、心にいるのは有功だけ』と言う家光に、有功は自分の身代わりとして玉栄を差し出すことを決めるのでした。

玉栄は彼の気持ちに応えるように家光のもとに侍り、次の時代が動き出すのです。そして生まれることになる彼の子供は後に江戸幕府で盤石の態勢を固め、そしてある意味傾けていくきっかけを作った徳川綱吉、玉栄は『お玉の方』と呼ばれ、生類憐みの令のもとになった人物だったのです。

春日局はその死の間際に全てを家光、そして有功に託して逝きます。村瀬正資(まさすけ)はこの時からすべてのことを書き記す祐筆として長い間大奥に仕えることになるのでした。

そして、男が減りすぎて武家の世界でも男女比の均衡が崩れた今、全てを飲み込む勢いで『女将軍』家光が姿を現しました。有功と千恵の目の前には新しい世界が広がっていたのです。

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感想

傲慢で冷酷としか見えなかった春日局の意思、そして願いは、個人の幸福ではなく、世の中全ての安定であった、ということでした。それを知った有功は様々なことを諦め、家光に『男』としてではなく、『大奥総取締』という形で支え、寄り添って生きることを決めるのです。

そんな彼が身代わりとして差し出した玉栄は、後に大きな波乱を巻き起こす種となるのですが、今はまだ純粋に有功と家光のことを憂いている青年でした。

幼かった小坊主の玉栄が有功とともに潜り抜けてきた修羅の世界で、彼は主君と仰ぐ有功のために少なからず悪事に手を染め、すでに人を死に追いやっていたのです。その成長と変貌を、よしながさんの筆致は見事に表しています。

そして、ここから先の老いさらばえていく様子もまた恐ろしいほどにリアルに、並の画力ではこうは描けないだろうというほどの醜悪さと哀しみを重ねていくのです。

そんな日々の向こう側で、かたまりつつあった徳川幕府の治世は、しかし、赤面疱瘡による男女比の偏りと、大飢饉によっておおきく揺らぎます。

市民だけでなく、大名らもその跡取りを失い、世界全体が存続の危機となっていったのです。満を持して、家光が表に出るときが来ました。『女将軍』として姿をさらしたのです。その美しさは、異論反論の全てを封じてしまうほどに圧倒的で美しく、力に溢れたものでした。

注目したのは御祐筆の村瀬正資です。彼は、この女将軍の幕府の黎明期からつぶさにすべてを記録し始めます。この仕事が後に大きな影響を残すことになるのですが、少しずつ描かれている彼の為人、そして人生は、その時代に「よくあった」ことであり、主人公だけでなく、多くの人たちが苦しみながらも生きていたのだということを示す一例として挿入されています。

そうしたよしながさんのバランス感覚が、この作品の長い流れを支えているのだと思います。

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