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新信長公記 漫画41話ネタバレ

「信長の器」
秀吉の全員のポイントを30石にしたあと、家康は秀吉に挑戦する筈だからそれを迎え撃つ作戦にみやびもいいアイデアだと賞賛するも他の不良達は納得がいっていなかった。

彼らを代表して政宗は幾ら家康を倒すためだとは言え、わざと負けるのはプライドが許さないとの事。

秀吉はわざと殴られる振りをして倒れればいいだけだと言うも、それでもプライドが許さないのでこの作戦は無しの空気になり始める。

黒田は作戦自体は悪くないのに、プライドが邪魔して出来ないとは不良は面倒な生き物だと心の中で呟いていた。

テントウムシ型のロボットを通じて作戦を聞いていた博士も悪くないと評し、何とか説得できないかとみやびに言う中…。

「お―――いお前らーちょっと違うぞ」

と信長はファミチキを食いながらこのように言う。

信長のアイデアは秀吉のアイデアに近いが少し違うみたいだった。

信長のアイデアは旗印を立てて家康を倒すというものであるのだが、不良達は総当たり戦をするつもりなのかと、それをやりたくないんだと信長に聞こえないように小さな声で喋る。

そんな彼らの様子を見ていた信長は家康を倒したくないのかと言うと、一人の不良が倒したいに決まっていると口にする。

「じゃあなんで今ぶっ倒さない?」

と信長は正論を言う。

倒したいと口にした不良は小早川秀秋であり、彼は仮に家康を倒せても10石しか手に入らないとそれらしい理由を述べるが黒田はそれは建前で本音は家康に勝てるわけないと思っているんだと察していた。

そしたら信長は割が合うなら家康を倒す旗印を立てるんだなと言うと、追い込まれた小早川は言葉を詰まらせる。

黒田は相手の建前を利用して追い込む作戦かと察する。

「小早川!お前は強いんだぞ お前弱っちー顔つきでナメられがちでそのせいで自分の凄さに気づいてない お前は友人がら致られようものなら危険も省みず一人で乗り込んで救出するタイプ」

と信長は言うと小早川はそんな事があったなと懐かしむも、どうして知っているんだと疑問を抱いていた。

続けて信長は大儀さえあればとんでもない力を発揮できる男だと小早川を持ち上げる。

話を聞いていたみやびは小早川の歴史を思い出す。

小早川は関ケ原の戦いのせいで愚将のイメージがついているが、他にも慶長の役では加藤清正を助けるために僅かな兵を率いて大暴れして助けたが他の武将が大将らしからぬ振る舞いだと秀吉に報告したのも愚将とされた理由の一つだったのだ。

「家康をぶっ倒すだけの力持ってんのに使わないのもったいねーよ 龍造寺 お前もとんでもなく強えーぞ 宇喜多も松永も今川もここは「特進クラス」 「選ばれた者」のクラス その力使わないまま家康の傍若無人を許していいのかよ」

と信長は言うと、小早川はこの作戦に乗ることを決意する。

本多もこれに呼応し、他の不良達も続々と作戦に乗ることを決意した。

様子を見ていた黒田は小早川を追い詰めると思っていたがあそこで褒めるとはと驚きつつ、しかもそれは口先ではなく心からのリスペクトだから相手の心が動いたのだと察し、信長は大将の器だと評した。

当の本人はファミチキを食べていた。

テントウムシ型のロボットを通じて話を聞いていた博士は信長は面白い男だと評していた。

家康が史実を改竄したせいで信長の真の姿の歴史は残っていないからこそ博士は信長に注目していたのだとみやびに言う。

最初こそただのうつけではないかとがっかりしたが、歴史上の信長が行った事はとんでもないものだからうつけなわけがないと思っていたと博士は言うと、みやびも同調する。

「くくく楽しみじゃ この先この男が何をしでかしてくれるのか」

と博士は言うのだった。

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新信長公記 感想 最新話41話

信長が小早川の事に関して詳しかったのは高校に進学する前に小早川が喧嘩している様子を見ていたからではないでしょうか。

実際に見ていたからこそ、小早川は信長は自分の喧嘩を見ていたんだと思って信頼できると思ったから作戦に乗ったのでしょう。

他の不良達ももしかしたら信長は自分の喧嘩を見ていたかもしれないと思って賛同したのではないでしょうか。

これで少しは家康に対抗できる陣容になりましたので、ここから誰が挑むのかが決まるのではないかと思います。

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