風光る41巻(渡辺多恵子)のネタバレと感想!無料試し読みはコチラから♪

40巻までのあらすじと登場人物

新選組の黎明期から、20年以上という長い時間をかけて丹念に書かれてきた『風光る』ですが、池田屋事件や坂本龍馬との関り、そして伊藤甲子太郎らとの巡り合いから分派、油小路の辻での惨殺事件などを経て…40巻を過ぎてようやく大きな岐路へと辿り着きました。

1868年の年明けに戊辰戦争が勃発し、鳥羽伏見の戦いでボロ負けして京都から大阪に敗走した幕府軍と新選組は、総大将であるはずの115代将軍徳川慶喜が混乱する大阪城内から会津藩主松平容保ら少数のお供を引き連れて脱出、幕府軍の軍艦・開陽丸を奪取し大阪湾から江戸へ逃走してしまったことを知り、愕然としています。土方はそんな彼らを取りまとめ、後を追うように海路で江戸を目指しますが、混乱は広まるばかり。

長い間隠してきた労咳の症状が悪化して衰弱していく沖田総司の世話をしつつ、他の傷ついた隊士や幕軍の兵士らの手当や身の回りのケアをしている神谷清三郎は、実は少女であることを隠しながら尊攘派に無残に殺された父と兄の仇をうつために男装して新選組に入ったという意志の強い娘でしたが、もう後がない崖っぷちの日々の中で剣の腕を磨き、自らを守ってくれていた沖田に恋をし、彼が病に倒れたあとはその抜けた穴を埋めるべく奮闘、そして自分が彼を守るのだと頑張っていたのです。

慶喜に自分の艦「開陽丸」を奪われた形になった艦長の榎本武揚らも同行し、一行は江戸へと再集結し、京都から錦の御旗を掲げて東海道や中山道を通って江戸へと迫ってくる官軍に対する防備を重ねようと奔走しているのです。

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41巻のネタバレ

沖田や清三郎、そして土方にとっての盟主でもある新選組の近藤勇が銃撃されたり、激戦だった鳥羽伏見の戦いで古くからともに戦った戦友の井上らという、大切な人たちを亡くし、失意のままに大阪を出ることになった清三郎や沖田、そして土方たちでしたが、榎本武揚ら幕府軍の中でも意気軒高な者たちとともに状況の巻き返しを図るべく奔走していきます。

沖田は、将軍の侍医であった松本良順らに守られ、江戸の旗本屋敷に匿われて療養することとなりますが、周囲が戦の支度を進めていく中であっても衰弱する身体とどうしようもない無力感を抱えて心を閉ざしていくのです。

そんな彼に出会った時から恋し続けてきた神谷清三郎(セイ)は、『男』として、医師だった父の気持ちを継ぐものとして、新選組の中で自らの仕事を得て奮闘していったのですが、密かに慕い続けてきた沖田への気持ちと、今ここで追い詰められている幕府と新選組の状況、そして自分を気遣いつつも叱咤激励をとばしてくれる松本良順の真意に、泣きそうになる心を押さえたままで必死に生きているのです。

江戸・徳川幕府は既に瓦解しており、明治維新へと突き進む歴史は止まることなく進んでいきます。新選組はここから先崩壊し、あるものは朝敵として捉えられ、罪人として斬首されるというむごい最期を迎え、あるものは幕府軍とともに北上、会津戦争を経て、土方らは翌年まで戦い続けていくことになるのですが。

今、1868年の一月の寒い日、激戦の前のひと時の静けさが満ちる江戸で、清三郎と沖田の最後の時間が刻々と近づいてきていること、そしてさまざまな別れの予感が伝わってくるのです。

松本良順は清三郎(セイ)の父親の親友でした。幼かったセイを知る者として、沖田を恋い慕う彼女の真意を知る者として、何度となく『女性に戻って沖田と添い遂げ、彼の子供を産め』と女性としての幸せを追求することを諭しますが、セイは『それでは本当の意味では沖田の傍にいられないのです』と拒みます。

沖田の命が尽きることは史実としてとうに判っていることではありますが、読む側からすると20年かけてここまで付き従ってきたセイの気持ちが正しく報われて欲しい、と心から思うのです。

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みどころ

新選組を扱ったマンガ作品は多々あれど、これほどの熱意と探求心をもって情報をあつめ、それに作者自らの新選組に対する熱い萌を足して書かれた漫画を他に知りません。

ほんの数年の時間を20年もかけて丹念に描き続けたことだけでも凄いこと、素晴らしいことと思いますが、史実と実在の人物をフィクションとからめて描くその構成力、ストーリーテリングの巧みさはさすが大ベテランというべきです。

そんな中で、松本良純という将軍の侍医がここまでキャラ立ちした作品は、他には恐らく司馬遼太郎さんの小説くらいしかなかっただろうな、と思うのです。

今回江戸に敗走した新選組の面々、そして衰弱した沖田を守るために奔走してくれている良順は、物語の中ではセイの父親とともに医師として学んだ親友でした。

彼は、彼なりに沖田とセイの行く末を案じ、京都時代から見守り続けてくれたのです。当時の男性として、沖田の子供を産むことがセイのシアワセだという持論は、もっともなのですが、沖田とともに戦うことが自らのシアワセであるという気持ちも真実なのです。

そんな彼らを背後から見守っている良順の妻の存在は物語に深みを与え、この時代に生きている女性の強さ、そして思慮深さをあらわしてくれます。ただの歴史物の漫画というだけでなく、りっぱに、一途な恋を描く『少女漫画』としてのテイストを追及しているのです。

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