「傘寿まり子」8巻48話のあらすじとネタバレと感想!試し読みはコチラ♪商店街は店の墓場!?

※ここから先はネタバレもあるので、まず無料の立ち読みをお勧めします!

以下のリンク先で「傘寿まり子」と検索 (^^♪
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓




前回までのあらすじ

80歳の作家幸田まり子は、3世代同居の我が家の邪魔者になったために家出をする。

街中を彷徨う中で知り合ったシニアゲーマーちえぞう宅に居候し、更に作家活動継続のためのウェッブ文芸誌「レトロ」を創刊。かつての流行作家小桜蝶子も巻き込んで、レトロは順調に滑り出した。

そんな時レトロ創刊を助けたクリエーターくらはらてつろーに頼まれ、まり子はシャッター商店街の立て直しに力を貸す羽目に。

しかし商店街の反応は薄く、まり子は唯一協力的な洋品店「ぴえーる」の店主と共に、商店街でのコスプレ写真をSNSにあげる地道な活動を始める。

ある日その写真に人気バンドがコメント。彼らのファンが徐々に商店街に集まり始めた!

そんな中突然まり子の息子の嫁初子が現れ、まり子に「家族と向き合ってない」と逆切れ。

驚いたまり子はその場を逃げ出すが、初子は通りかかった商店街地主に「レトロは商店街を更地にすべきだと言っている」と告げ口する。




8巻48話のネタバレ

初子から逃げて一息ついたまり子は、初子の逆切れが自分自身が初子と向き合っていなかったためだと思い「家族爆弾に着火してしまった」と後悔する。

重い気持ちで訪れたのは、商店街の一角にある中華料理店「福禄亭」。ここの女将さんと嫁に行った娘の奈々美は、まり子のコスプレ写真の協力者だった。

今日はこの福禄亭で商店街の店主たちと親睦会と称して、商店街復興の協力者を集めるためのキャンペーンをする予定だった。

無料の中華料理につられて徐々に集まる商店街の店主たち。まり子はSNS写真が好評で、全国にこの商店街の名前が知られつつあると説明。このチャンスを利用して更に商店街の名前を広めるための知恵を貸してほしいと頼む。

はじめは躊躇していた商店主たちも、全国にあるシャッター商店街がいろいろな案で観光名所に復活しているという話を聞いて段々乗り気になる。

洋品店主であるぴえーるはファッションショーを提案。「お祭りのように屋台、ワゴンを出して」と楽しそうに説明するぴえーるの笑顔につられ、みんなもやる気になってきた。

和気あいあいムードの会合の一方で、福禄亭の片隅では奈々美の娘の礼美が「ラーメンに飽きた」とごねていた。

奈々美は幼いころから好きだった自分の父の作ったラーメンを礼美に食べてもらいたくて、「ここのラーメンは美味しいよ。ママはここのラーメンを食べて大きくなったんだよ」と優しく諭す。

礼美は「そんなにラーメンが好きなら、ラーメン屋さんになるの?」と奈々美に尋ねる。子供のころには両親に福禄亭を継ぐと宣言していた奈々美だったが、嫁に行ってしまった今それは無理なことだった。

廃れていく商店街で赤字経営になりながら福禄亭を続けている両親に罪悪感を感じながら、「それは無理」と告げる奈々美。

その言葉を聞いた女将は、改めて福禄亭の暗い未来を突き付けられたと感じる。そして「小さいころはあんなに店を継ぐっていっていたから、心のどこかで信じていた」と奈々美を責めてしまう。




お互いの本音が初めてぶつかり合い、言い争いを始める女将と奈々美。その様子をみて、まり子は「お互い向き合ってこなかった家族の本音が爆発したのだ」と自分と初子の家族爆弾爆発に重ね合わせてしまう。そんな激しい言い争いは、福禄亭店主の「この店は俺の代で閉める」という一言でいったん鎮火する。

納得いかないまり子は、商店街組合長だが復興にまるでやる気を示さない喫茶店「あひる」の店主に、福禄亭の閉店を止めるように掛け合いに行く。

あいかわらず冷めた態度の組合長に、まり子は「SNSのおかげで新規のお客さんも来ている。自分たちも協力して復興を盛り上げる」と力説する。

しかし組合長は「お客さんは来なくてもいい」と言い出す始末。平行線の話し合いに思わず声を荒げてしまうまり子。そんなまり子の様子をみて、組合長は通りかかった商店街の地主佐々木にカギを借り、長く閉められていた店々のシャッターを次々に開ける。

そこには経営破綻で夜逃げした商店の残骸や、借金取りに落書きされた無残なウィンドーなどが並んでいた。それを見て声も出ないまり子。

追い打ちをかけるように「来ない客を待ち続けて疲れ果てた長い時間が、安っぽい希望で今更覆るわけはない。シャッター商店街は店の墓場だ」と組合長が言い放つ。

それに悲鳴のように待ったをかけたのはぴえーるだった。ぴえーるは組合長のほうこそ「‘現実’にシャッターを閉めて、本当の現実を見ていない」といって、ある店の中に飛び込んで中からシャッターを閉めるが、急に心痛を感じて倒れてしまう。

異変を感じたまり子はぴえーるの名前を呼ぶが、シャッターは何かに引っかかってびくともせず、意識を失ったぴえーるは横たわったままだった。

以下のリンク先で「傘寿まり子」と検索 (^^♪
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

感想

「最高齢のマンガ主人公」まり子さんの新たな試練「シャッター商店街助っ人編」がまだまだ続く48話です。

商店街に外から人が集まり始め、一部の商店街の人々は協力的にという明るい展開もつかの間、まり子さんの「嫁姑問題」や福禄亭の「店継承問題」などであいかわらず暗い面も満載です。

どちらの問題も「話さなくても心で分かり合える」という日本人的なボタンの掛け違いでどこでも起こる話です。

毎度のことながら作者のおざわゆきさんは、こういった今の日本の社会問題を取り入れるのがうまいなあと思います。

それも人生の酸いも甘いも嚙み分けた80歳の主人公まり子さんを中心として動いている話だからこそ、現実的に見えるストーリ―展開なのです。

そんなあちらこちらの暗い話を巻き込みながら、それでも今回の一番のメッセージは「商店街は店の墓場だ」というところです。

活気のある商店街でも、一つ二つのシャッターが締められ放しなのを見るのはつらいものです。それが何十件も連なって、しかもそのシャッターの下にはかつてはきらびやかだったであろうウィンドーが割れて、残された品物が散乱している姿。

マンガの描写とはいえ、現実にシャッター商店街が問題となっている今、とても胸が痛みます。

まり子さんのプロジェクトの成功で、現実のシャッター商店街問題解決の糸口になればいいなと、現実世界にもエールを送りたい今後の展開に期待大です。




★マンガを無料で読むには★

定番人気作品から隠れた名作まで日本最大級の配信数を誇るスマートフォンコミックサイト!! 無料漫画・電子コミックが2500作品以上!1冊丸ごと無料、期間限定無料漫画、完結作品から新刊まで多数配信!
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

サイトマップ