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なまいきざかり 最新刊14巻のネタバレ
由希のアパートで一夜を過ごした成瀬。
成瀬が央崎大学に入学してから1週間が経過し、バスケ部初練習の日を迎えていたが袴田や諏訪の事もあるせいで由希は不安に感じていた。
取りあえず練習は無難に進み、袴田達推薦組は上級生と試合をし、成瀬達は基礎練習をすることになった。
練習の様子を見に来た宇佐美は諏訪が手を振ってくれたので自分も手を振るが、謎の女性も手を振っていたのに気づく。
なので由希に諏訪が自分と謎の女性のどっちに手を振ったのか聞いてほしいと言う。
翌日、諏訪を探していると本人より先に謎の女性を見つけて声をかけるが以前諏訪にビンタした女性だった。
宇佐美は由希からその事を聞いていたので敢えてその事を女性に伝える。
女性は諏訪が悪いんじゃなくそそのかした自分が悪いと言い、でも諏訪の事が好きになったから今の彼と別れようとしていたが何事も無かったかのようにフッたのでビンタしたのだと言った。
謝りたいが後ろめたさがあるので代わりに謝ってと由希に頼んだ。
話を聞いていた宇佐美は諏訪の事が分からなくなり、考えるのが嫌になるくらい考えちゃうと言う。
そしてバイトにやって来た諏訪に由希は女性の事とその女性が婚約する事を伝えると諏訪は自分をフッて正解だったと言う。
体育倉庫で自分が女性とキスしていたのを由希が見ていたのを知っていた諏訪は自分がどういう男か分かるだろと言う。
対して由希は悪ぶっていると、自分を悪者にして他人を遠ざけるのは優しさじゃないと言うとある女性の事を思い出して諏訪はその事に気づいたのは由希だけと言って近づいた。
そして頭について埃を取り、それからは普通にしていたので由希は何処までが本音で冗談なのかが分からなくなっていた。
翌日、スマホで諏訪が宇佐美に対して手を振っていた事を知った宇佐美は喜ぶ、由希は昨日まで落ち込んでいた宇佐美を見ていたから諏訪にああ言ったんだと悟った。
成瀬は阿部と行動していると由希と諏訪が荷物を運んでいる光景を目にした。
阿部は諏訪の事を木戸みたいだと言うと成瀬は阿部にアイアンクローを決めると何処も似てないと呟く。
そして部活では成瀬達推薦組じゃない1年生も試合に参加する事になった。
しかし、成瀬は上級生のプレーについていくのがやっとで袴田は成瀬が何かに焦っているのを感じていた。
必死でプレーする成瀬だが央崎に見学しに来た時に諏訪に言われた言葉がよぎっていた。
でも由希は成瀬はこれから強くなっていくはずだから自分に出来る事をしないとと思っていた。
そして戸締りをしようとした由希だったが一人残って練習している成瀬を見かける。
今日の試合では1年生は0点だったので由希はまだまだ1年生だからと励ますが成瀬はそうやって慰めればいいと思っていると、自分は由希が思っているほどかっこよくもかわいくもないと言ってキスした。
しかも服を脱がせようとしていたので由希は叩いてやめさせた。
諏訪との様子も見ていたのもあって成瀬は由希に木戸のような男がいいんだろと、年上マニアだと言って去っていった。
由希はただ支えたかっただけなのにと思っているとここにはいないはずの木戸がやって来たので自分の顔を叩くと諏訪を木戸と見間違えただけだった。
我に返った由希はボールを片付けようとするが諏訪に後ろから抱きしめられ、盗りたくなったと言って宇佐美から電話も無視していた。
抱きしめるのをやめた諏訪は由希となら落ち着くと、自分には恋愛なんか出来ないと思っていたけど由希とならそんな自分を変えられる気がすると言って同級生の女子が呼んでたのでそっちに行く。
最後に一応告白だからと言って去っていった。
アパートに帰ってお風呂に入った由希は諏訪の告白にあれは本心なのかと思っていた。
翌日、宇佐美と会話していた際、あの時電話は宇佐美からだったのを知った由希は後ろめたさを感じていた。
成瀬は成瀬で未だに年上マニアだと言う事に由希は苛立ちながらもけど自分は好きだと思っていた。
そして成瀬は偶然木戸と再会し、木戸は今の成瀬を見てちょっと大人になったと言う。
大人になったってどういう事と聞いてくる成瀬に木戸はそうやって考えている事自体成長していると答えた。
それを聞いた成瀬は木戸に頭突きして一生勝てない気がすると呟いた。
その頃、由希は諏訪を探していたが逆に諏訪に見つかってしまうも昨日の事はすみませんと答えた。
諏訪は笑いながら思っていた100倍くらいきっぱり断られたと言うとそう言うところが好きだと言う。
対して由希は諏訪が自分を盗りたいという感情は自分への気持ちではなく諏訪自身の中で何かきっかけを求めていると言う。
それを聞いた諏訪はどうして由希は成瀬と付き合っているのと聞き、由希は自分でもよく分からないけどバスケしている姿は好きだとはっきり言えると答え、成瀬のためならそばにずっといると言う。
その答えに諏訪は小学生時代に同学年の子が母親に活躍した事を話している姿を羨ましそうに見ていたのを思い出していた。
そして雨が降る夜、宇佐美は駅前で酔って寝ていた諏訪を見つけるとアパートに連れていく。
着替えさせようと弟の服を出そうとした時に諏訪に抱きしめられる。
諏訪は博多弁で喋り始め、由希が好きだと口にした。
翌日、諏訪を帰した宇佐美は夏祭りに付き合ったり手を振ったりしていたのは自分が由希の友達だからかと思っていた。
そこへ由希がやって来たので挙動不審な態度と言動をして去っていく。
この事から宇佐美の様子がおかしいと感じた由希は諏訪の事を話そうと考えたが、成瀬にも話してないのでもし伝えたら関係修復が不可能になるんじゃないかと思っていた。
その頃、食堂に来ていた宇佐美は由希に変な態度を取った事に後ろめたさを感じていると自分の近くに諏訪が座っていたことに気づき、その隣に成瀬が座っていたの気づいた。
色々不味いと感じる宇佐美を尻目に諏訪は隣に座った成瀬に自分の事が嫌いじゃなかったのと聞く。
成瀬は嫌いだけどバスケをやりにここに来たと言い、どうせ何言っても本当の事を言わないんだろと言う。
なので諏訪ははっきり由希に告白したと言って成瀬と宇佐美を唖然とさせた。
それから部活で成瀬はシュートを何度も失敗し、その様子に袴田はイライラしていた。
その頃、バイトを終えた由希はアパートに戻ってお風呂を洗っていると宇佐美がやって来る。
自室へと上げると宇佐美は由希に諏訪の事を激しく追求し、由希が唖然となっていると我に返って傘で殴るように言うが断れる。
そして宇佐美は由希に抱き着いて謝ると由希が悪い子じゃないのにどうしたいいのか分からなくてああ言ったと、諏訪の事が好きだと、彼と同じくらい由希も好きだと言う。
これを聞いていた由希は謝らないといけないのは自分だと、宇佐美の覚悟に向き合うべきだったと、成瀬の話をちゃんと聞くべきだったと思っていた。
由希は宇佐美に今まで他人の恋愛話に興味が無かったと言いつつ、真剣に応援したのは宇佐美が初めてだと言った。
応援した理由は宇佐美が自分の話を聞いていて本当に好きな人がいるからかつ自分にも好きな人が出来たからだった。
そして由希は改めて宇佐美に協力する事にし、色々話し合っているうちに成瀬ともちゃんと話そうと決める。
教室で寝ている成瀬を見つけた由希は近づくと起き上がったので驚く。
まずこちらから言おうとしたが成瀬に諏訪の事を言われてしまい、何もなかったら言わなかったのは分かってるからいいよと言われてしまう。
それから部活になるが成瀬は相変わらず不調で袴田にヘタクソと言われて口喧嘩になるとキャプテンの圷にグラウンド10週と言われしまう。
そしてそれが終わると諏訪がやって来て、成瀬に余計な事をした事を謝り、あんな行動をとったのは成瀬が羨ましかったからと呟いた。
由希は成瀬を待っていたが先に帰ってしまったのを知り、疑問に思いながらも控え室に行くと成瀬のロッカーを見つけ、成瀬と自分達の写真が貼られているのを見つける。
その頃、諏訪がヒビの入った窓にガムテープを貼っていると宇佐美がやって来たので諏訪は由希は自分がどんなに駄目な人間でも受け入れるんじゃないかと思っちゃうと言う。
それを聞いた宇佐美はお母さんだと言うと諏訪は話すは別の日にしようと言い出したので、何で本当の顔を見せないのかと聞く。
諏訪曰く自分は恋や愛は分からないと、本当の自分は自分でも分からないとの事。
何時も違って冷たい口調で言う諏訪に宇佐美はガムテープをくしゃくしゃにしてキスした。
そしてどれだけ時間がかかっても本当の諏訪を見つけ出して好きだって言って見せると言い放って去った。
その頃、成瀬は袴田と共に先輩に無理矢理飲食店に連れていかれ、しかも隣が袴田なので水面下で喧嘩していた。
スマホを返してもらった成瀬は由希から返事があったのですぐに店から出ていった際、諏訪の言葉が脳裏に過ぎっていた。
その頃、由希は帰り際に成瀬に電話しようと思ったらアパートに帰っていた宇佐美から電話がかかってきて、諏訪とキスした事を知る。
後で話を聞くと言ってスマホを切った由希だが電池が切れてしまった。
別の日に話そうと思い始めた矢先に成瀬に会った。
成瀬は諏訪の告白を断ったのかと、諏訪は本気で由希の事を狙っていると矢継ぎ早に言ってくる。
対して由希は大声で成瀬翔最強ですけど他に何か意見ありますかと言い、成瀬や周囲の人達を驚かせる。
そして成瀬にどんなに失敗しても成瀬よりかっこいい人はいないと言うと成瀬は路地裏の屋根に由希を連れていくとキスして、回復したと言う。
更に抱きしめると大学生になって由希と同じ目線に立てたと思ったけど、自分よりバスケ上手い奴らがいて、焦れば焦るほどうまくいかないから由希より先に生まれれば良かったと言った。
由希は成瀬が自分の弱さを口にしてくれたことを内心で嬉しく思っていた。
そしてアパートに戻ると2人はキスし、ずぶ濡れになったからお風呂に入ると言う由希に成瀬は一緒に入りたいと言うが断られる。
成瀬は由希に由希が卒業する前に大学でレギュラーを取るとはっきり言うと由希は10分したら入ってもいいと言って風呂に入る。
一緒にお風呂に入りながら由希は成瀬が年上年下を気にして焦っている成瀬が可愛いと思っていた。
翌日、2人は諏訪と出会うと合宿があると聞かされる。
なまいきざかり 番外編のネタバレ
これは由希の初恋相手である木戸の卒業式での話。
木戸は女子生徒に3回程ネクタイを貰えないかと言われ、木戸は彼女と交換するからと丁重に断る。
図らずも他の部員達と盗み聞ぎした由希は早々に立ち去り、自分が今も木戸が好きだったら告白していたのかなと思っていると背後から成瀬が現れたので驚かされる。
そしたら何かの手紙が下駄箱から落ちてきて、拾うとそれは由希へのラブレターだった。
心当たりはないのかと成瀬に言われたが無いとはっきり言う。
それから時が経ち、正直困っている由希の元に篠崎がやって来てネクタイを渡して去っていく。
困惑している由希にリナが近寄ってきて、一部始終を見ていたリナはからかっていた。
そこへ卒業生の男子がやって来て、写真を撮ってほしいと言われる。
もしかして自分とかと思っていたが男子はリナと撮りたかったので由希は自意識過剰過ぎるなと言って写真を撮ろうとするも女子が八代という男子と言い合いをしていたのを耳にした。
下駄箱と手紙というキーワードを聞いた由希はもしかして手紙の持ち主だと思って声をかけようとしたら篠崎がやって来る。
そしてコーヒーのシミは取れたかと言ってきたので由希は呆然とするのだった。
その頃、成瀬は木戸を見つけると雑談しつつ、成瀬は好きな人がモテているとムカつくと言って木戸に寄り掛かる。
この事を偶々通りかかった由希が聞いていて唖然とし、同じく聞いていた下級生の殿村は自分とは遊びだったのかと言ったので周囲を驚かせた。
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一時、恋人と友人の関係が疎遠寸前になりかけていましたが何とか疎遠にならなくて良かったです。
今回は諏訪の回想が少し出ていましたが母親みたいな女性を求めているのでしょうか？
過去に何かあったのかもしれませんね、あの世に逝ったのか、父親と離婚して出ていったとか…。
それで色々手際が良く、成瀬に愛されている由希に母親の姿を求めているのでしょうかね…。
その辺も後々明らかになっていくと思われます。
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