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ノブナガ先生 最新話44話のネタバレ
「ノブナガ栽培」
「へぇ ハーブティーかぁ」
と石橋は女子生徒が作ったハーブティーを飲んでいた。
信長もハーブティーの匂いを嗅ぐとルイボスメインだと呟き、女子生徒達は意外と口にする。
「うむ 何を隠そう日本で最初にハーブ園を作らせたのはわしじゃ!!」
と信長は言うと石橋達は驚くのだった。
実際、信長はポルトガル人宣教師に医療のために薬草園が必要だと進言され、興味を持った信長は伊吹山に薬草園を作ると同時にハーブも多種植えた。
この事が日本のハーブ園の発祥になったと言われていた。
ハーブティーを飲み終えた信長はまた飲みたくなったというと、生徒全員に校庭に出ろと指示し、生徒達は外に出る。
「校庭をハーブ園にする!!さぁ皆で耕すぞ!!!」
と信長は笑顔で言うが生徒達はマジかよと驚き、信長は既に理事長の許可を取っており、校庭全部を耕すつもりだったが…。
「クレイジィ…何時間かかるんだよ!!」
「一日でも終わらないよ…」
「日に焼けちゃう―――!!」
と生徒達が反発するので、仕方なく信長は近くにあった荒れている花壇ならどうだと提案すると、生徒達は納得して作業を始めた。
作業をしている中、委員長が信長に小牧山城と同じ策だと口にする。
実際、信長は尾張を統一した頃に二宮山に城を造ろうと提案するが、遠いので家臣達は反発し、それならと小牧山に城を造ろうと提案すると家臣達は納得したのだ。
しかし、信長は二宮山に行く気は最初からなく、家臣達に『楽な方に変えた』という印象を植え付けるために、最初に二宮山に城を築くと言ったのだった。
それから無事に植え終わり、全員が授業をするために教室に戻ろうとする。
そんな中、藤倉はミントの種が余っているのに気づき、八木がチョコミントが好きなのを思い出して折角だから蒔いた。
それから暫くして、花壇には葉っぱが沢山あったが全部ミントの葉だった。
理由はミントは繁殖力が強く、地下に茎を張り巡らすから他のハーブはミントに負けてしまったのだ。
この事に頑張って植えた生徒達は怒りを露わにし、教師生命の危機を感じた全ての元凶である藤倉は信長に話そうと会議室に向かった。
一応テープは回ってないのを確認すると、今回の一件は自分だと白状した。
信長は特に怒らず、ミントも立派なハーブだと、生徒達が頑張った結果、立派なハーブ園を作ったのだと言うと…。
「まずはお前の身を以って!!誇りを持たせるのが教師のつとめであろう!!」
と言ったので藤倉は涙を流す。
それからミントの葉っぱが入った五右衛門風呂が用意され、藤倉が入る事となった。
量が量なのでまるで煮汁だと言う藤倉だったが、信長に蹴られて入ってしまう。
最初は熱いと感じていたが、段々気持ちよくなっていった。
委員長曰くミントは日本ではハッカと呼ばれており、ハッカ湯としてお風呂に入れる事があるとの事。
最初はお風呂を満喫していた藤倉だったが、次第に涙が流れ始めお肌のピリピリし始める。
「ち ちょっと待っ…痛たたた!!」
と藤浦は涙を流しながら痛がる。
委員長曰くハッカの主成分はメントールで、今の藤倉の状態は眼球にダイレクトにトクホン貼ったのと同じなのだとの事で、他の生徒達も引いていた。
信長は自業自得だと言って去っていき、学校で藤倉の叫びが響き渡るのだった。
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ノブナガ先生 最新話44話の感想
この日本でハーブ園が始まるきっかけに信長が絡んでいるとは、驚きでしたね。
ハーブには興味が無さそうなイメージがありましたが、きっと海外の珍しいものを日本に広げようとしてハーブを植えたのでしょうね。
藤倉の事に関しては八木に喜んでもらいたいという己の欲望のせいでこのような目に遭ったので、信長の言う通り自業自得ですね。
強いて言えば、生徒達にミントを植えた事がバレなかったのが唯一の救いではないでしょうか。
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