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パラレルパラダイス 114話ネタバレ

「失われた刻を求めて」

遂に仁科を復活させたヨータ達ですが、その仁科は記憶を失っていたので嫉妬深い神の事は何も分からなかった。

一先ず嫉妬深い神が封印されていた地下の部屋から地上へと戻ってきたが、ルーミは長い階段を上り下りしてきたのか、かなり疲れた様子だった。

カヅチに何であんな地下深くに部屋を作ったんだろうねと聞くと、カヅチはm歌詞は自動で移動できる装置があったがこの街では偵察で塔へ上り下りするからすぐに慣れると言うのだった。

そして嫉妬深い神の方はどうだとルーミに聞くと、ルーミはペコがご飯を食べさせているけど何も覚えておらず、自分が誰なのかも覚えていなかったと答える。

カヅチは見た感じは普通の女の子であり、人類を滅ぼそうとしているとは思えないと呟く。

「うん でも‥‥ガリアも見た目は普通の女の子だったよ ガーディアンに憧れるような振りをして私に取り入った それに私は気づけなかった 悔しい‥‥」

とルーミは後悔に満ちたような表情をしていた。

その言葉には確かに言わんばかりにカヅチは三千年も生きていたのだから油断しない方が良いと言う。

ルーミはヨータはどうしたのかと聞くと、カヅチはヨータは頭を冷やすと言って出ていったと答えるのだった。

そのヨータは星空を見ていたが、その眼は生気を失っていた。

理由は仁科に会えたのに記憶を失っていたショック、嫉妬深い神こと仁科を倒すために旅をしていたが何も知らない彼女を始末する事が出来ないのと、この世界で自分がするべき事が無くなってしまった喪失感だった。

しかし、一人で考えても何も思い浮かばないので眠りにつくのだった。

翌日、目を覚ましたヨータは牢屋にいるナクタにご飯を持ってきていた。

本来ならルーミ達がやるべきなのだが、ナクタは国母に仕えているのか遠慮しているのでヨータが持ってきたのだ。

ナクタはガリアを倒したのは本当かと聞くと、ヨータは嫉妬深い神を守る結界を解除するためのカードを手に入れるために何度も命を落としかけながら倒したと答える。

何故そんな事をするのかとナクタが尋ねると、ヨータは嫉妬深い神を始末すればこの世界の人間にかかっている呪いが解けると聞かされたからだと答える。

「お前はこの国の人間を救うために自分の命を懸けたとでも言うのか?」

とナクタは言うと、ヨータはそんな大義のためではなく自分がこの世界に送られたのはこの世界を救うためだと思ったからだと答えつつ、それを国母が快く思ってないのだろうなと呟く。

国母の悪口を言ったのでナクタは反論するも、ヨータは会った事ないけど自分と行為を行った者を始末するように命じた国母はおかしいと口にする。

そしてナクタにヨータは嫉妬深い神は幼馴染でこの街の地下にいて、起こしてしまえばこの世界や呪いの事を聞けると思っていたが記憶を無くしていたから話を聞く事も始末する事も出来ないと口にする。

そんな自分に出来る事は一人一人の女の子と行為をして呪いを地道に解除していくしかないが、国母に追われながらではそれも無理だなと呟くヨータ。

嘆いている彼にナクタはもし命を落とす覚悟があるなら記憶を取り戻す手段はあると口にする。

「シーザー王国北部の街アルスレイヤに人の記憶を司る魔女がいる だがその魔女は偏食でな 報酬は人間の脳だ」

とナクタは言うと、余りの偏食ぶりにヨータは唖然としていた。

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パラレルパラダイス 114話の感想

本当に嫉妬深い神として好き勝手に振舞い、ルーミ達を始末しようとするのならヨータも戦えるし、大人しい感じなら話し合いをすれば応じてくれるのだろうとヨータは考えていたのでしょう。

しかし、そのどちらでもなく記憶が無いという事でヨータはどうしたらいいのか分からない状況に陥ってしまいましたが、ナクタの助言で道が開けましたがそれも困難そうな感じですね。

脳となると誰かを犠牲にしないといけません。

しかし、手立てが他になかったのでヨータはナクタに詳しく話を聞くのではないでしょうか。

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