メロディ2月号新作読み切り「後宮花苑(こうきゅうかえん)」第3弾のあらすじとネタバレと感想!




あらすじとネタバレ

黒瓈王は大軍を率い、千年の戦に明け暮れた大陸を統一した。
戦場を駆ける姿は鬼神そのもの。
百戦の将の背すら凍らせたというーーーー。

「これが大陸中の賢人が知恵を合わせ練り上げた大河流域の治水案か!」

「楽しそうね、君たち」

(陛下、陛下よ。今日もうるわしい。鬼神と畏れられた陛下がこんなにも若く美しいとは)

チッと舌打ちする陛下。
……クソ、とんだ計算ちがいだ。
一国の王に生まれたからには大望をと大陸統一を目指したが、千年の戦にどの国も疲弊しきっていたらしく、あっさり十年で終わった。
戦場で散る予定だった。なのに今やこんなにぬるい日々。統一して二年。
毎日、退屈で死にそうだ。

「そのむなしさを愛で満たしましょう?
そのために後宮があるのです。
反応ゼロ、なんでーーーっ」
「あのな、権力財力にこの容姿、そんなん求めなくてもいくらでも手に入るだろ?
それじゃ俺の心は燃えないね…」
「テメー調子乗んな。つべこべ言わずに世継つくれよ!!!」

(人ひとりが、天下とりより楽しいはずもない…)

「大変です!陛下のお渡りがないので姫君たちから贈り物がっ」

「……息がつまるな」

(後宮に入れば、死ぬまで外には出られない。
五千人の女が、ただひとりの男を待っている。
捕らえたら、二度と放さない)

「ウ…!ハーーハーー。…夢……」
「天下とったくせに何恐がっているんですかー」
「戦場で培った本能が危険を告げている、
罠があると」
(どうやって相手の戦意を削ぐ…)
「……!」

思いついたのは、王自らが女装して皇后になりすますというもの。
「女姿をしていれば身の危険もない。
自分の美しさにも大満足。
もう女人には興味もてないと思う」




しかしある夜、不審を感じて弓を射るとある少女を見つけた。
その少女は昔、一度死にかけたときに助けてくれた少女だった。

少女は霧茄という匣国の出。
何故か陛下を女と思い込んでいて、手がつけられなかった。
「花苑は大陸中の草花が植えてあるから、ここで研究を。夜出歩いていたのもそのためで。
施薬を生業にする部族のようなものです」
と霧茄。
陛下と霧茄の逢瀬は度重なりました。

しかし、ある夜、霧茄の身に異変が起こります。
「来た…あーあ、夢が終わってしまう…」
(森でみつけた、この世で一番綺麗な花。けれど手の届かない遠い花。そんなこと分かっていたのに)
薬が切れた。

死のうとしているところに陛下が間に合います。
「なんかお前、感じが違わねえか?」
問い詰めると
「男女を替える薬!?」
「はい。私の国に伝わる秘薬で効きめは2年くらい。男の身で後宮に入りこむなんて大罪。
もう死ぬしかないんです」

(エート、これはどういう事態?
俺が女にまちがわれ、女にほれた男が女になり、女の苑へ????)

この世のすべてを手にしたつもりで、このひとりですら手に負えぬ。
人の心は計り知れず不可解で捉え切れないなら、手にしたものは、すべてまぼろし。

けれど、空しさはどこかへ消えている。
(不思議だな………)

霧茄こと霧陸は罪に問われず、植物の栽培と研究をするよう命じられた。
そこに現れたのは皇帝陛下。
「よう、霧陸、ジュース飲ませろ」
「!?、あなたが皇帝陛下!?!?」
「黒瓈だ。おどろいたか!」

「えっ!?えーとでは、男装の女帝!!」

(ヤバいもっと好かれた)

退屈する暇はないようだ。

終わり。

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感想

彼氏彼女の事情・ちょっと江戸まで・ヒノコという力作を生み出した津田雅美先生の最新読み切りです。
3弾目にお披露目されたのは後宮をメインにしたお話。
根性がひねくれてしまった皇帝陛下をメインにお話が続きます。毎日、暇で死にそうな陛下。
しかし、後宮が怖いと頑なに行くのを拒みますが、誰より美しいしい自分が女装して後宮に見せびらかせば、姫たちの戦意が削がれるだろうと、毎夜女装して後宮に行っていました。

そんな中、出会ったのはかつて命を救ってくれた霧茄。
出会ってから、霧茄は陛下の美しさにぞっこんです。妹の代わりに後宮に入った霧陸は霧茄の振りをして、かつて助けた美女を探していたのです。
様々な言葉を交わし思いが通じるかと思った矢先に男女を入れ替える秘薬の効果が切れてしまいます。
死ぬしかないと自害をはかる霧陸。
しかし、陛下は霧陸を助けることにします。
元の姿で霧陸に会った陛下。
しかしながら、相変わらず陛下が女性だと思い込んでいる、霧陸。

二人はこの後、どのような結末を迎えるのでしょうか。先が気になる展開で終わってしまいました。
読み切りは今号で終わりです。後日談が読みたくなるお話でした。



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