【無料記事】犯人「逃亡先」タイを選ぶ〝損得勘定〟 | イエロージャーナル

 タイ警察は5月1日、詐欺容疑で国際手配されていた千葉県出身の吉沢脩平容疑者(34)を逮捕した。吉沢容疑者は医療費還付金名目の詐欺グループの主犯と見られている。市役所職員を装って「医療費の払い戻しがある」と、高齢者ばかりを狙って電話し、現金をだまし取ってきた。被害者は約600人、被害総額は6億円とされ、兵庫県警が行方を追っていた。  昔から犯罪者が逃亡先として選ぶ傾向にあるタイ。しかし、タイも経済発展を続けており、モラルも上がっている。「日本のパスポートを持っていれば誰でも入国できる」という時代ではなくなってきている。日本側が国際手配をかければ、友好国であるタイはきっちりと捜査をする。バンコクで記者として活動する日本人が語る。 ■―――――――――――――――――――― 【購読記事の文字数】1500字 【写真】バンコクで、タイ警察に連行される吉沢脩平容疑者(撮影 EPA=時事)

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