【無料記事】NHK山形放送局「元記者」強姦魔の鬼畜・狂気──余罪は10件以上

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 鬼畜の所業──。陳腐な表現かもしれないが、真実には違いない。

 山形県警が2月、強姦致傷の疑いで逮捕したNHK山形放送局の元記者・弦本康孝容疑者(28)=同月16日付で懲戒免職=の犯行は、そう形容するより他にない、正真正銘の悪辣なものだった。

 弦本容疑者は山形での事件のみならず、前任地の山梨県でも犯行を重ねていた疑いが持たれている。事件の波紋はさらなる広がりを見せそうな気配だ。

 ただ、弦本容疑者が「鬼畜」と称されるべきは、犠牲者の数ばかりが理由ではない。大手マスコミが報じない事件の一部始終にこそ、その理由が隠されている。

「前後の見境なく女性を襲っている。病気だとしか言いようがない」

 弦本容疑者の犯行について警察幹部の1人はそう話した。事件を取材した全国紙の社会部記者も首を傾げる。

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【写真】送検のため山形署を出る弦本康孝容疑者(撮影 共同通信)
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「報道の現場にいた人間なら、あんな真似をすれば一発で犯行が露呈するのはわかるはず。まともな判断も付かないほどに狂ったのか……」

 事件の捜査や報道に携わった者たちが一様に疑問を呈する弦本容疑者の異様な犯行。その全貌を紹介する前にまずは逮捕事件を振り返っておこう。

 一報が報じられたのは2月6日。山形県警が強姦致傷容疑でNHK山形放送局酒田報道部に所属していた弦本容疑者を逮捕した。

「NHKは事前に県警の動きをまったく察知できていなかったという話です。県警担当記者も弦本についての内偵を進めているという情報をキャッチできていなかった。まさに〝寝耳に水〟の状態だったわけです」(前出の記者)

 事件は、昨年2月23日、夜も明けきらぬ午前5時ごろに起きた。

 山形県村山地方に住む20代の女性の自宅に男が忍び込んだ。寝ている女性に襲いかかった男は、「騒いだら危害を加える」などと脅して恐怖に打ち震える女性を凌辱した。

「女性はその日のうちに山形県警に被害届を提出し、捜査が始まった。捜査員は女性に男との面識がなかったために『流し』の犯行と断定。県警は、現場に残された男の遺留物を頼りに容疑者の洗い出しを進めた」(捜査関係者)

 そうして浮上してきたのが当時、NHK酒田報道部に勤務し、酒田市内のアパートに住んでいた弦本容疑者だった。

 現場に残された遺留物から採取したDNA型が同容疑者の物と一致したことから県警は逮捕に踏み切った。その後の捜査で、事件の数時間前には現場近くで若い女性が自宅で男に襲われそうになっていたことも判明。男は逃走したが、手口の類似性などから弦本容疑者の関与が疑われている。

 しかし、事件は山形に留まらなかったのだ。

 弦本容疑者は2011年の入局から、15年7月に山形放送局に移るまで4年間を山梨県で過ごした。その期間中にも女性が襲われる事件が頻発。

 複数の現場に残された遺留物と山形の現場に残された弦本容疑者のものとみられる遺留物のDNA型が一致していたのだ。

「なかでも山梨県警の幹部が弦本の犯行を疑っているのが、弦本が富士吉田支局で勤務していた13年から14年にかけて発生した強姦事件だ。被害にあったのは支局のある富士吉田市に隣接するエリアにある大学に通う女子大生だった」(事件を取材した雑誌記者)

 さらに弦本容疑者が山形に転じる直前の15年7月には甲府市内の女性宅に何者かが侵入する事件が発生している。こちらの事件は地元記者の間では有名な話だったという。

「女性はNHKの関係者で、自宅のドアを閉じようとするところで襲われ、すんでのところでドアを閉めて難を逃れた。被害にあったのは局内やマスコミ仲間との内輪の飲み会の直後。そのため、この一件は地元の記者連中の間で広く知られることとなった。しかも、弦本は事件翌日に腕を負傷して出勤した。それだけに、今回の事件が報じられてから、地元記者の間で『アイツがやったんじゃないか』と話題になった」(同)

 山形、山梨両県警の調べで、現在、弦本容疑者の関与が濃厚な事件は「少なくとも5件」(捜査関係者)に上るという。

「弦本の周辺で発生した強姦事件は山形、山梨両県で未遂も含めて13件あるという話だ。女性の後をつけて襲ったり、女子寮に忍び込んで目隠しをした相手を襲うなど、手口はバラバラ。犯行に一貫性はないが、警察は全ての事件と弦本との関連を調べ直すようだ」(先の雑誌記者)

 山形県警による家宅捜索では、弦本容疑者の自宅から大量の女性用下着とともに複数の鍵が押収された。犯行にこの鍵が使われていた可能性もあり、山形県警はこの件についても弦本容疑者を追及する方針だ。

 行く先々で見境なく女性を付け狙った疑いが強い弦本容疑者。名門の早稲田大学本庄高等学院(埼玉県本庄市)を経て早大政経学部からNHKとエリート街道を歩んだ「表の顔」からは想像もつかない鬼畜ぶりだが、その異常性は密室で行われた蛮行の詳細を知ることでより顕著になる。

「実は山形の現場に残されていた遺留物とは弦本の精液だったのです。それだけならベテラン記者も驚かないでしょうが、人権上の配慮で警察はひた隠しにしているのには切実な理由があるんです。精液が残されていたのは女性の体内。つまり、弦本は避妊具さえつけずに女性をレイプしたということです。山梨でも同様の犯行を行っていたようです」(前出の社会部記者)

 まがりなりにも弦本容疑者はマスコミの人間である。自らの犯行を示す決定的証拠である〝体液〟を現場に残せばどうなるのか容易に想像はついたはずだ。

 正常な判断もできないほどの情動に突き動かされたのか、あるいは「絶対にバレない」という確信があったのか。いずれにしても警察幹部が「病気」を疑うほどの歪んだ欲望に支配されていたことは間違いない。

(無料記事・了)