2017年3月21日

【無料記事】財務省「ウルトラC」人事を官邸が画策

zaimu2017-03-21 20.13.28

 今年夏の財務省人事をめぐり、「ウルトラC」が発動される可能性が出てきた。

 現在の佐藤慎一次官(1980年入省)の後任には、福田淳一主計局長(1982年入省)が順当に昇格するとみられていた。だが、ここにきて、金融庁の森信親長官(1980年入省)を推す声が与党内で急浮上しているのだ。

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【写真】財務省公式サイトより
http://www.mof.go.jp/
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 地方銀行の再編を進める森氏は「辣腕」で知られており、安倍晋三首相からの信頼も厚い。政府関係筋は「安倍首相は財務省改革に向け、森氏を次官として送り込むのでは」との見方を強めている。

 佐藤氏は実に35年ぶりに主税局長から事務次官に昇格したが、官邸との距離は決して近くはない。主税局長時代には、「軽減税率」をめぐって菅義偉官房長官と対立し、次官就任後も「配偶者控除の廃止」で官邸サイドから「待った」をかけられた。消費税増税の実施を求めていたこともあり、留任の芽はまずあり得ない。

 佐藤氏が今夏に退任した後、その後任には財務省ナンバー2の福田氏が昇格するもの、と省内外で当然視されていた。一方で、佐藤氏と旧大蔵省同期入社の森氏は昨年夏に留任していて、今夏の退任が確実である。

 しかし、与党内では、「森氏を財務次官に抜擢すべし」との意見が強まっており、関係筋によると、「官邸も水面下で調整を始めた」という。

 関係筋はこう指摘するのだ。

 「これまで、『金融庁長官』から『財務次官』に横滑りしたケースはありません。ただ、内閣府次官に厚生労働省次官が横滑りで就いたケースがあり、森さんが財務次官に就任したとしても、異例とは言えません」

 森氏は大手銀行や証券会社に対し、金融商品の販売手数料を開示するよう求めているほか、地銀再編を促していることでも知られている。関係筋によると、こうした豪腕を安倍首相は高く評価しており、最近では、経済政策全般について、意見を求めることも多いという。

「首相への面会回数も財務省の福田次官を上回っており、消費税増税を求める財務省を牽制する意味合いも込めて、森さんが次期財務次官に抜擢される可能性は高いのではないか」

 政府筋はそう読む。

 ただ、森氏が次期次官に就いた場合でも、次期局長の呼び声が強かった福田局長は留任させ、来年には次官に昇格させる予定だという。

 財務省の中からは、「人事のバランスさえ守ってくれるのであれば、ワンポイントの森さん起用も納得するしかないか」との声が聞こえてくる。ただ、関係筋によれば、森氏には「将来の日銀候補」との見方もある。このため、今夏の財務省人事には霞が関中から注目が集まっている。

(無料記事・了)

2017年1月18日

経産省が「廣瀬・東電社長」更迭を決定して「新社長」の名

tepco2017-01-17 20.43.34

 東京電力と経済産業省の攻防が、遂に最終段階を迎えている。

 福島第一原子力発電所事故を契機として、経産省は東電の実質的な解体を目指してきた。その重要プロセスとして、東電の廣瀬直己社長を更迭する計画を立案し、実行に移す腹づもりなのだという。

 計画上ではあるが、既に新社長の具体的な名前も出ている。関係者が「新社長として名指しされたのは」と重い口を開く。
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【記事の文字数】2000字
【写真】東京電力ホールディングス公式サイト『動画・写真ライブラリー』より
http://www.tepco.co.jp/library/index-j.html
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2016年12月6日

「櫻井翔の父」桜井俊「天下り先」三井住友信託「役員」内定

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 2016年6月、都知事選の出馬が取り沙汰され、誰も予想しなかった形で知名度が急上昇した人物といえば、総務省の桜井俊・前事務次官(62)だ。人気アイドルグループ『嵐』のメンバー櫻井翔の父親とはいえ、昼の情報番組で名前が連呼されるタイプでなかったことは言うまでもない。バリバリのキャリア官僚だったのだから、無名が普通なのだ。

 そんな桜井氏は9月、都知事選の時とは比較にならないほど小さな扱いで「天下り先」が決まったことが報じられた。ご記憶の方も多いだろう。代表的な新聞・通信社の9月30日記事の見出しを振り返っておく。

 朝日新聞は「桜井前次官が三井住友信託顧問に」と、やや素っ気ない印象。産経は「桜井パパが銀行顧問に 三井住友信託」とし、「パパ」に都知事選の余韻を含ませた。

 スポーツ紙も配信先である共同は「「嵐」桜井さんの父、銀行顧問に 前総務事務次官」と芸能ニュースとしても読める工夫を加えた。

 だが、この天下り人事が、様々な憶測を呼んだことは、意外に知られていない。その背景の1つとして、総務省幹部が大手民間銀行に天下りするのは、実は今回が初めてということがある。銀行天下りといえば、普通は財務省・金融庁を連想するはずだ。

 なぜ桜井氏は三井住友信託顧問に就任できたのか。信託での仕事は何か。この人事に秘められた「狙い」を読み解けば、都知事選出馬を「蹴った」真の理由も浮かび上がってくるのだという。霞ヶ関を自宅のように歩く〝ウォッチャー〟たちの鋭い分析を元に、レポートをお届けしたい。

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【購読記事の文字数】1900字
【写真】2015年7月、総務省事務次官に就任時の桜井俊氏(撮影 産経新聞社)
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「大成建設会長」が「経団連副会長」〝確定〟で「清水建設」の立場

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 来年の経団連(日本経済団体連合会)人事を巡り、建設業界が「異様な盛り上がり」(関係者)を見せているのだという。大成建設(東京都新宿区西新宿)の山内隆司会長(70)が建設業界としては初めて副会長に選出させる可能性が出ているからだ。
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【購読記事の文字数】1800字
【写真】15年12月、新国立競技場デザイン決定会見で、左から大成建設の山内隆司会長、梓設計の杉谷文彦社長、建築家の隈研吾氏(撮影 産経新聞社)
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2016年9月27日

【初回無料・『内田茂〝院政〟の研究』㊤】消えた〝神通力〟

uchida2016-09-27-13-18-41

「内田茂という名前がこんなに表に、しかもお昼のワイドショーにまで出るなんてことが、今でも信じられない。今まで水面下の存在だった都議会のドンが、正に全国区になってしまった」(都庁職員)
 裏で権勢を誇っていた政治家が表舞台に引きずり出されたことで、その影響力が削がれることはままある。内田都議の場合も、知名度が上がることと、マスコミのバッシングが強まることは完璧な比例関係にある。
 あえて「なぜ内田茂を〝陽の当たる場所〟に引っ張り出せたのか?」という小池サイドの観点ではなく、「なぜ内田茂は〝楽屋〟に隠れ続けることができなかったのか?」とドン側の疑問を提示してみたい。
 短期集中連載『内田茂の研究』第1回は、内田都議に対するバッシングの〝原点〟を追ってみたい。

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【購読記事の文字数】2500字
【写真】内田茂都議公認ブログより
http://uchida.publog.jp/
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2016年9月26日

週刊文春「新谷編集長」人事怪情報の「出所」

bunshyun2016-09-26-10-53-39

 スクープを連発する週刊文春。今年の新語・流行語大賞は、同誌が報じた「ゲス不倫」ではなく、雑誌そのものを指す「文春砲」が本命だとする説も囁かれているという。それほど注目されているからか、同誌・新谷学編集長の人事に関して最近、怪情報が飛び交ったようだ。

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【購読記事の文字数】2700字
【写真】文藝春秋公式サイト『採用案内2017』より
http://www.bunshun.co.jp/recruit/index.html
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2016年9月23日

出光興産「お家騒動」反対派「意外な本丸」と「結末」

idemitu2016-09-23-15-02-50

 出光興産(東京都千代田区丸の内)の〝お家騒動〟が泥沼化している。そして、対立の根が意外なところにあることや、今後の見通しについて、関係者の証言で明らかになってきた。

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【購読記事の文字数】1100字
【写真】出光新聞広告(2014年10月23日掲載)より
http://www.idemitsu.co.jp/gallery/newspaper.html
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2016年9月12日

またも入閣できなかった「平沢勝栄」氏の「身体検査」大公開

hirasawa2016-09-12-16-21-12

 8月に組閣された第3次安倍・第2次改造内閣。初入閣を強く期待しながら、今回も見送られたのが平沢勝栄・衆院議員(71・東京17区)である。当選7回で、しかも安倍晋三首相の「元家庭教師」という〝アドバンテージ〟を持ちながらの敗退。だが、これまでも起用が見送られてきたのは、実は既に「身体検査」に引っかかっているからだという。

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【購読記事の文字数】1500字
【写真】平沢勝栄議員公式サイトより
http://hirasawa.net/
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2016年7月26日

「綱川智」新社長就任でも不協和音の「新生東芝」

toshiba2016-07-26 18.36.35

 東芝の新社長を巡り、社内外で不協和音が高まっている。前任の室町正志氏が退任、6月に医療機器部門出身の綱川智氏が新社長に就任した。この人事を主導したのは経産省だったが、有力ステークスホルダー(利害関係者)の1つである銀行団は成毛康雄副社長を推す考えを持っていたのだ。

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【購読記事の文字数】1100字
【写真】綱川智・東芝代表執行役社長(東芝公式サイトより)
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2016年7月13日

遂にセブン&アイが「そごう・西武」の売却を決定?

sogo2016-07-13 13.24.31

 社長人事を巡る内紛も記憶に新しいセブン&アイ・ホールディングス(井阪隆一社長・東京都千代田区二番町)だが、かねてより噂のあった株式会社「そごう・西武」(松本隆社長・同)の売却計画について検討を開始したという。

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【購読記事の文字数】1800字
【写真】セブン&アイ・ホールディングスの公式サイトより
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