2017年1月12日

【無料記事】ゴールドマン・サックスが小池知事に「豊洲購入」を打診

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 築地市場(東京都中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題は現在のところ、全く着地点が見えていない。

 小池百合子・都知事も苦慮しているかと思いきや、強力な援軍が訪れたようだ。

 関係者によると、世界最大級の投資銀行、ゴールドマン・サックス(アメリカ・ニューヨーク)が豊洲市場の購入を、小池都知事サイドに打診したという。

 まさに黒船来航──築地存続案が急浮上している背景には、こうした動きが関係しているようだ。
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【写真】ゴールドマン・サックス・グループ「会社情報」より
http://www.goldmansachs.com/japan/who-we-are/index.html
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 情報をまとめると、ゴールドマン・サックス在日本法人の幹部が2016年10月下旬、小池知事の側近である野田数特別秘書に都内で極秘に接触。「米国本社の意向」として、「豊洲市場への移転が不調に終わった場合、施設を購入したい」と申し出たという。

 同社幹部は野田秘書に対し、「主要施設地下の土壌汚染で食品市場の機能を果たせない豊洲市場を買い上げ、跡地を巨大ショッピングモールとして再開発する構想を温めている」と明かしたとされる。関係者が囁く。

「小池知事にとっては、まさに渡りに船です。具体的な購入額は提示されていないものの、豊洲市場建設にかかった約5800億円を取り戻せれば、都にとってはとりあえず御の字です。豊洲市場の売却で得た資金を、築地市場の再整備に回せることになる」

 小池知事は16年11月18日の記者会見で、豊洲移転を「白紙撤回」する選択肢も完全には排除しなかった。というのは、仮に安全面の問題がクリアされて豊洲に移転したとしても、風評被害で事業者や消費者に嫌われ、さらに年間維持管理費が築地の約5倍にあたる約76億6000万円と試算されるなど、あまりに使い勝手が悪すぎるからだ。

 かつて都は築地市場の再整備も検討したのだが、費用が3400億円かかることに加え、営業を続けながらの工事は長期化が懸念され、断念したという経緯がある。知事の関係者が明かす。

「あの再整備計画はバブル期に検討されたもので、コストが高額に試算されています。現在は技術も更に進化しているため工期の短縮が期待できますし、結局は再整備なので、難しい工法も贅沢な材料も必要ありません。市場での事業者も当時に比べると6割程度まで減少しているため、協力を得ればよりスムーズな工事になるでしょう」

 小池知事が安全宣言を出し、豊洲移転を進めたとしても、消費者の不安が払拭されるかは未知数だ。いや、それどころか、支持率減少という最悪のシナリオも否定できない。

 対して、築地存続の決断は、まずインパクトが強烈だ。うまくいけば、世論が拍手喝采する可能性も高い。支持率の高止りが期待できるわけだ。「小池劇場」の継続には、築地存続がベストに違いない。

 知事周辺の関係者は、「ゴールドマン・サックスとの交渉が進めば、意外に築地存続の決断は早まるかもしれない」と予測する。

(無料記事・了)

2016年11月17日

【検証・小池劇場⑥】小池都政の〝弱点〟!?「河原弘明」豊島区議

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 小池百合子都知事を支援した区議らを「7人の侍」と呼ぶのはご存じの通りだが、そのリーダー格とされる河原弘明・自民党豊島区議団幹事長に、政務活動費の流用疑惑があることを弊誌は10月18日に報じた。
http://www.yellow-journal.jp/politics/yj-00000355/
 その後、10月28日にTBSやテレビ朝日なども報道を行った。だが、同じ頃に豊島区議会では、「選挙違反疑惑」で激しい舌戦が繰り広げられていた。この件でも河原区議は〝中心的〟な役割を果たしたのだが、ニュースを流した大手メディアは皆無のようだ。詳細をレポートでお届けしよう。
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【購読記事の文字数】1800字
【写真】河原弘明区議の公式サイトより
http://toshima-kawahara.net/
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2016年11月16日

【検証・小池劇場⑤】知事と若狭勝議員の「隠微な対立」〈下〉

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(承前)この前川燿男・練馬区長を「内田の心安き先兵」と評する声もある。もちろん「内田」とは〝都議会のドン〟たる内田茂都議を指す。〝小池知事の忠臣〟だったはずの若狭勝・衆院議員(東京10区)に白旗を掲げさせた前川区長とは、いかなる人物なのだろうか。
 前川区長は1945年11月12日生まれ。鹿児島県立甲南高校から東大法学部に進学し、71年に東京都庁に入庁。副都心開発部長などを経て、99年に石原慎太郎氏が知事に初当選すると2000年に福祉局長へ就任する。
 02年に知事本局長となり、誰もが副知事コースの王道を歩んでいると見た。だが、その後は石原知事と、いや、正確には浜渦武生・副知事と半ば反目する形で都庁を辞職する。
 後に前川区長は、この騒動を勲章よろしく改革派を自称する〝証拠〟と喧伝し、それに賛同する向きも少なくなかったという。いずれにせよ当時の石原知事に〝下放〟されたにもかかわらず練馬区長に返り咲いたのだから、よほどの傑物なのだろうか。
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【購読記事の文字数】4800字
【写真】若狭勝議員のFacebook10月26日記事より
https://www.facebook.com/masaru.wakasa.9
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2016年11月15日

【検証・小池劇場④】知事と若狭勝議員の「隠微な対立」〈上〉

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 小池百合子・都知事が強気な理由に「新党カード」がある。もし知事が全面戦争に踏み切れば、自民党は苦戦を強いられる。だが、両サイド共に和平指向も本音としてあり、微妙な均衡が成り立つ。かくして今日も「小池劇場」は大入り満員というわけだ。
 ところが最近、知事選で真っ先に支持を表明した「偉大なる忠臣」たる若狭勝・衆院議員(東京10区)と小池知事の2人が、非常に微妙な関係なのだという。どうも安定性を欠いているらしい。都政担当記者が明かす。
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【購読記事の文字数】4000字
【写真】若狭勝議員Facebook「10月21日記事」より。右は三原じゅん子参院議員(神奈川県選挙区)
https://www.facebook.com/wakasamasaru/
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2016年11月10日

【検証・小池劇場③】カジノ賛成派知事の後ろ盾「二階幹事長」

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 小池百合子・都知事の誕生で、IR(統合型リゾート)=カジノ推進派が勢いづいていることは意外に知られていない。舛添要一・前都知事はカジノに反対していたが、小池知事は前向きな態度を示しているのだ。関係者が最新状況を明かす。
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【購読記事の文字数】1300字
【写真】セガサミーホールディングス公式サイト「株主の皆さまへ」より、里見治会長
http://www.segasammy.co.jp/japanese/ir/management/message.html
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2016年11月9日

【検証・小池劇場②】小池側が恐れる「腰抜けイメージ」

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 意外にも新聞やテレビは大きく取り上げないが、小池百合子・都知事に対する世論調査では何と、未だに支持率は上昇を続けている。さる調査では9月時点で「都知事支持」の回答は約81%に達し、10月になると更に4ポイントを上乗せした。支持率90%が出てしまった社もある。やはり「小池劇場」の〝女座長〟は圧倒的な人気なのだ。
 さぞかし小池知事の「取り巻き」もホクホク顔だろうと思うのだが、案に相違して表情は明るくない。これほどの人気に何が不満なのかと詰問したくなるが、彼らには切実な理由があるという。順風満帆に見える小池都政だが、内実は停滞感の兆しも見えてきているというのだ。
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【購読記事の文字数】約2700字
【写真】小池百合子氏のFacebookより
https://www.facebook.com/yuriko.koike.96/
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2016年11月8日

【検証・小池劇場①】知事沈黙「豊洲市場」真の欠陥

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 築地市場の豊洲移転問題は迷走に迷走を重ねている。だから入念に報道をチェックしても、よく分からないという方は多いのではないか。それが当然なのだ。当の小池百合子知事でも見通しは全く立っていない。
 小池知事は選挙期間中、豊洲の「土壌安全性」が最終的に確認されれば、移転にGOサインを出すはずだった。ところが土壌汚染を解決するとされた「盛り土」が行われていなかったことが明らかとなり、小池知事ですら問題をハンドリングできなくなってしまった。要するに落としどころが消えてしまい、引くに引けない状態なのだ。
 ところで、この移転問題で農林水産省が、やきもきしながら推移を眺めていることは、あまり知られていない。しかも、彼らが気にしているのは、これまで報道されてきた危険性とは全く異なる点だという。さる幹部が明かす。
「豊洲が抱える本当の問題を、小池知事は指摘していない。メディアも報道を行っていない。ヤバいところは別にあるのに、全く明らかになっていないんだ」
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【購読記事の文字数】1300字
【写真】東京都中央卸売市場公式サイトより「豊洲市場全体イメージパース図」(提供:東京都中央卸売市場)
(http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/project/punflet/)
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