2016年12月5日

ASKA再逮捕「大興奮」の「マスゴミ」と「冤罪」の噂

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 11月28日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者が逮捕されたという衝撃ニュースが飛び込んだ。ASKA容疑者は容疑を完全に否定しているというが、執行猶予中に起きた再犯疑惑のインパクトは比類がなかった。

 しかし今回の逮捕劇はASKA容疑者の行状だけでなく、報道倫理の側面でも注目を集めている。まずは時系列で「マスゴミ」が繰り広げた大騒動を振り返りたい。

午後2時ごろ、当時は「元被告」だったASKA容疑者に対し、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状が請求されるというニュースが舞い込み、マスコミはASKA容疑者の自宅前に集結した。

 それから約5時間後の午後7時前、自宅車庫のシャッターが開き、車に乗ったASKA容疑者が姿を表す。マスコミは車に向かって突進。警察が制止に入るも間に合わず、現場は恐ろしくカオスな状況となる。

 ASKA容疑者は車のドアを開けて抗議するも、出庫は断念。車体前方のエンブレムは折れ、シャッターもボコボコに壊されていく様子がテレビで生中継され、視聴者に強烈な印象を与えたに違いない。

 タイミングよくというか何というか、この一連の大騒動が収まったところで、民放は7時からのバラエティー番組に切り替えた。ところが、この後の様子を「インターネットテレビ局」を謳う『AbemaTV』が完全生中継を行う。午後8時半頃、捜査員がASKA容疑者を任意同行すると、AbemaTVが自宅から桜田門の警視庁に入るまでをオートバイで追跡したのである。

 更に逮捕翌日には、ASKA容疑者を乗せたタクシー車内の映像が、複数の情報番組で放送される。これにはTwitterなどで「プライバシー権の侵害だ」という意見が続出。テレビでも松本人志や宇野常寛が問題点を指摘した。また新聞も特集ページが組まれるなど、今回の報道には「倫理性」にも注目が集まったのだ。

 逮捕翌日、筆者は別件の取材で、さる現場を訪れたのだが、記者たちはAbemaTVの話題で持ちきりだった。

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【著者】玄場岸也(ジャーナリスト)
【購読記事の文字数】2600字
【写真】ASKA容疑者の自宅前で繰り広げられた大騒ぎ(撮影 産経新聞社)
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2016年11月18日

【無料記事】タイの日本人社会で拡がる麻薬渦

 昨年10月、タイ警察は、茨城県出身という板倉大容疑者(34)ら、日本人の男4人を逮捕したと発表した。 
 警察によると、板倉容疑者らは23日午前、バンコク郊外のレストランで覚醒剤約2.3キロと拳銃1丁を違法所持していた容疑があるという。
 捜査は、板倉容疑者が麻薬密売に関わっていると日本側が情報提供を行ったことから始まった。おとり捜査をタイ警察が実行し、覚醒剤の購入を持ちかけたところ、待ち合わせ場所が「タイスキ」レストランのチェーン店「MK」に決定。ここに覚醒剤を持って現れた板倉容疑者が逮捕された。
 ちなみに、この「MK」は日本人駐在員や観光客にも人気のチェーン店。タイの有名百貨店には、必ずといっていいほど出店しているという。それだけでなく日本国内でも「Hotto Motto」や「やよい軒」などのフランチャイズを運営する株式会社プレナス(福岡市博多区)によって〝日本上陸〟を果たしている。福岡県内の10数店舗を筆頭として九州圏内に集中しているが、東京の新宿三丁目にも店舗を構えている。
 タイ警察は板倉容疑者が日本の暴力団と関係があると見ており、インターネット上では「板倉容疑者の腕に入れ墨が確認できる写真」も出回っている。タイの刑法では、覚醒剤の不法所持や密売の最高刑は死刑と定められている。
 また、今回の事件で特筆すべきは、板倉容疑者と共に逮捕された日本人男性の3人に、贈賄の容疑がかけられていることだ。調べでは、3人の男は警察に対して板倉容疑者の釈放を求め、見返りの賄賂として100万バーツ(約340万円)を所持していたのだという。
 海外では賄賂が有効だと言われるが、タイはどうなっているのだろうか。バンコクを拠点に活動するジャーナリストが解説する。
「昔なら、ちょっとした小金を払えば、逮捕を見逃してくれることもありました。しかし今となっては、経済発展と共に遵法意識や民度が上がり、そう簡単には賄賂が通用しなくなっています。特に今のタイは清廉をモットーとするプラユット首相の軍事政権です。警察も軍の顔色を伺い、これまでにないほど賄賂を受け取ろうとしません。金を積み立てるより、コネの方が効きますよ」
 タイは日本以上のコネ社会と言われる。軍の高官や政治家とつながりを持っていれば、様々な特権や利権にありつけるのだ。そんな連中からすれば、一般的な日本人が差しだす賄賂など、文字通りのはした金だということには注意を要する。
 タイに住む日本人の中には、未だに「逮捕されても、賄賂を払えば逃げられる」と安易に考え、マリファナや覚醒剤に手を出す者もいる。だが、それは大きな誤解だ。実際のところは毎年、何人もの日本人が逮捕されており、裁判で実刑判決が下り、日本へ強制送還されるケースが多い。
 また、タイでのドラッグ事情といえば、バックパッカーが北部の山間部や、南部のビーチリゾートでマリファナに手を出すというイメージが強固かもしれない。だが、最近は工業団地の駐在員にも麻薬渦が拡がっている。普通の会社員が手を出しているのだ。
 大手メーカーのサプライヤーとしてタイで長く操業する、さる企業の男性駐在員も、そんな1人だ。バンコクの繁華街で夜間にたびたび実施される検問で、「ヤーバー」と呼ばれる覚醒剤が発見。即時押収、逮捕となった。前出のジャーナリストが言う。
「逮捕された現場で、下っ端警官のリーダー格に対して、袖の下を交渉すれば何とかなったかもしれません。しかしながら、賄賂が通用する可能性があるのは現場止まりです。署に連行されれば、確実に立件されてしまいます」
 男性駐在員はタイ語がほとんどできなかった。そのため、警察署の留置場に直行となり、そのままぶち込まれた。会社に警察から連絡が入ると、上司と弁護士が駆けつけた。もちろん駐在員のことなど何も心配していない。彼らが守りたかったのは駐在員ではなく、会社の〝名誉〟だったのだ。
「通常タイ警察は、外国人が逮捕されると、入国管理を司るイミグレーションポリス経由で、その国の大使館に連絡します。もし日本大使館が日本人の逮捕を把握すると、それは必然的に日本のメディアが嗅ぎつけることを意味します。だからこそ、この日本企業は何としても大使館が把握しないように、つまり日本のマスコミに知られないよう躍起となったんです」
 この日本企業はタイ警察に対し、賄賂を払ったかといえば、もちろんそんなことはしなかった。企業は警察に対して、自社が長年にわたって雇用と経済に貢献していること、多額の納税を行っていることなどを力説したのだが、それだけではインパクトが弱かったかもしれない。
 日本企業はぬかりなく、タイ警察にタイ人有力者の「添書付きの上申書」を提出していたのだ。その結果、警察からイミグレーションポリスへの通告は行われず、通常の裁判のみという〝温情措置〟が下された。つまり、駐在員の逮捕を日本メディアが把握することはなく、もみ消しに成功したのだ。タイの日本人社会では、一部の取引先などが駐在員の逮捕を把握しただけだったという。
 裁判でも、執行猶予付きの判決を勝ち取った。男性駐在員は即時に国外退去となり、当然ながら会社は解雇となった。それでも最高刑の「死刑」に比べれば、文字通り天と地ほどの違いだろう。
 在住日本人は7万人とも10万人ともいわれるタイでは時々、このような事件が起きる。根も葉もない「タイは麻薬に甘い国」などというデマを信じていると、人生を棒に振る羽目に陥るだろう。

2016年10月17日

北朝鮮「粛清」「北朝鮮レストラン」「覚せい剤」の意外な関係

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 核実験とミサイル発射を繰り返す北朝鮮。〝ならず者〟として国際社会へ牙を剥く度に亡命が増え、比例するように惨たらしい粛清のニュースが伝わってくる。金正恩体制下では貧困層だけでなく、特権階級さえも生きるか死ぬかという地獄の日々を過ごしているらしい。
 これほどの大粛清が行われれば、当然ながら亡命以外にも様々な余波が生まれる。弊誌は興味深い2つの現象をキャッチした。1つは北朝鮮レストランが開店ラッシュを迎えているタイの状況。2つ目は北朝鮮の幹部クラスに覚せい剤依存が蔓延しているという情報だ。共に金正恩による狂気の大粛清と非常に興味深いリンクを構築している。レポートをお届けしよう。
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【購読記事の文字数】3500字
【写真】タイの「北レス」で行われるショー
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2016年7月15日

【番外編】花田歳彦の『ニッポン・ドラッグ・ヒストリー』─今後、流行する薬物

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 前回で連載を終えたが、編集部からの強い要望により、今後流行するであろう薬物について読者諸氏に状況をお伝えし、本連載の最後としたい。前回でも触れた話だが、医療用大麻の解禁を訴え、女優でナチュラリストの高樹沙耶氏(新党改革)が東京選挙区(定数6)から立候補したが、結果は6万431票の獲得に終わった。6位当選の小川敏夫氏(民進党)が50万8131票であったことを考えれば、惨敗と言ってよいだろう。

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【購読記事の文字数】3800字
【写真】コラージュ(K-SAKI制作)
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2016年7月1日

【無料記事・連載】花田歳彦の『ニッポン・ドラッグ・ヒストリー』最終回「高知東生など」

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 今回は連載の最終回となるが、大きいニュースが飛び込んできた。女優・高島礼子の夫、高知東生容疑者の覚せい剤取締法、大麻取締法違反による現行犯逮捕である。警察ではなく関東甲信越麻薬取締部、通称マトリが逮捕したことを考えれば、何らかの形で情報を入手し、内偵を重ねた上で逮捕したと考えるべきだろう。問題は逮捕された現場である。

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【筆者】花田歳彦(ジャーナリスト)
【購読記事の文字数】約4300字
【写真】コラージュ(K-SAKI制作)
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2016年6月17日

【無料記事・連載】花田歳彦の『ニッポン・ドラッグ・ヒストリー』第9回「覚醒剤離脱」

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 覚醒剤を止めるには、どうすればいいか? 当然、依存の連鎖を断ち切るのが一番である。よく覚醒剤の逮捕者が「捕まってほっとした」と最初に書く上申書に記すが、それはある意味で本心である。

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【筆者】花田歳彦(ジャーナリスト)
【購読記事の文字数】約4300字
【写真】1953(昭和28)年1月、東京・上野の御徒町「親善マーケット」を覚せい剤取締法違反の疑いで警視庁が家宅捜索。(写真提供:共同通信社)
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2016年6月3日

【連載】花田歳彦の『ニッポン・ドラッグ・ヒストリー』第8回「覚醒剤人気の理由」

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 連載もこの原稿を入れて残り3回である。今回はなぜ、覚醒剤が人気なのか? 覚醒剤を使ったらどうなるのか?──を医学・学術的な観点は抜きにして、あくまで体験に基づいた事実をベースに書いていきたい。

 覚醒剤が日本で発明されたことは、第6回で書いた。
 その中身だが、日本ならメタンフェタミンであり、アメリカではアンフェタミンである。どう違うのかは正直なところ分からないのだが、効果は一緒だと断言できる。
 ところで海外で、覚醒剤に手を出す人間が、それほどは多くはないことを、ご存じだろうか?
 理由は簡単だ。
 他の薬物が簡単に手に入る。コカインやヘロイン、その2つを混ぜることで、より危険な薬物に化けるスピードボール、幻覚剤のLSD……。ある意味で、覚醒剤より刺激的なドラッグが街中に溢れているのだ。

 通常、覚醒剤の使用法は静脈に注射するのが一般的だ。
 しかし昨今は注射の〝人気〟が落ちているようだ。覚醒剤を炙り、その煙を吸う方法が主流になりつつある。

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【筆者】花田歳彦(ジャーナリスト)
【購読記事の文字数】約3700字
【写真】コラージュ(K-SAKI制作)
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2016年5月6日

【連載】花田歳彦の『ニッポン・ドラッグ・ヒストリー』第6回「覚醒剤大全」

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 覚醒剤は恐ろしい薬物だ。それは脳が快感を覚え、絶えず忘れないからである。
 筆者は今回の連載で、自分が見たもの、経験したものしか書いていない。ある意味カミングアウトではあるが、その経験を別に後悔はしていない。
 誰もが辿る道とは決して思わないし、人の道から外れた行為と思う。
 賛否は当然あるだろう。全て清算した、ケジメを付けた、と胸を張って言えるものでもない。
 だがこうして、連載を続けている。
 経験をしたからこそ覚醒剤はいけない、と声を大にして言える。覚醒剤の恐ろしさを知ったのは、別にマウスの実験とか、化学の実験の成果ではないのだ。それを踏まえた上での連載であることを理解して貰いたい。

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【購読記事の文字数】4260字
【写真】一般社団法人北多摩薬剤師会「昔はこんな薬もありました2」より
http://www.tpa-kitatama.jp/museum/museum_03.html
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2016年4月28日

清原に続き「逮捕」が焦点の〝皆さんご存じ〟「大物ミュージシャン」

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 清原和博被告の覚醒剤事件で、捜査を終了した警視庁・組織犯罪対策第5課が、大物ミュージシャンの逮捕を視野に入れて、愛人の自宅まで徹底的にマークしているという情報を入手した。
 弊社も、このミュージシャンの疑惑は既に報じている。よって誰も驚かない可能性が高いが、その実名を公開しよう。

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【購読記事の文字数】1250字
【写真】東京地裁公式サイトより
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2016年4月15日

【連載】花田歳彦の『ニッポン・ドラッグ・ヒストリー』第5回・美貌の女売人「リコ」

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 もう時効を迎えているから話せることもある──。

 本連載は、それぞれの時代における薬物のホットスポットと、その蔓延のかたちの変容を掘り起こすことを軸に続けてきたが、今回はリーマンショック前の六本木における話について記してみたい。
 時期は六本木に薬物が蔓延した2005年前後のことだ。
 この街には、伝説の有名女売人が存在していた。売人といえば、普通は男性を想像するだろうが、美貌を誇る女性が覚醒剤の密売にいそしみ、名をも〝売って〟いたわけだ。
 彼女の名前を仮にリコとしよう。
 その経歴は華やかだ。
 有名女子大の在学中から様々なミスコンに入賞し、大学を卒業後は某大手航空会社のCAになった。その美貌と経歴に、六本木で遊んでいた人間には彼女に夢中にさせられた者がかなり多い。
 今でもネットではある名前とキーワードを入れれば、かなりの数の項目がヒットする、  そのくらいの伝説の女売人であったのだ。

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【購読記事の文字数】2800字
【写真】安息香酸の結晶(ウィキペディアより)
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