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ドラフトキング 33話ネタバレ

「それぞれの選手ファースト⑬」

優勝候補である興章実業を相手に仲眞は初回を三者凡退に抑える。

ベンチに戻る中里に知念はさっきの球は何かと聞くと、中里はチェンジアップだと答える。

これまで仲眞がチェンジアップを投げる情報は上がっていなかったので、中里は今までは僅かしか投げてなかったんだと知念に言う。

同時に今ぐらい飛ばしていたら最後まで持たないはずだから、少しでも疲れた素振りを見せたらボコボコにすると言う。

観客席から見ていた神木は中里は強いスイングをしていて、パワーと迫力は超高校級だと言うと、郷原はその中里以上に凄いのは適応能力と伸びしろがあり、捕手能力が高い知念だと言う。

下辺もその2人もキーマンだが、興章実業は甲子園出場校が4点以内に抑える事が出来なかった強力打線を誇っているので油断したらやられると口にする。

神木はこの試合は仲眞がどれくらい試合をコントロールするかにかかっていると呟くのだった。

1回裏、石垣商工はあっという間に三者凡退に終わり、仲眞は2回表のマウンドに向かう。

郷原は強豪校相手に石垣商工ではそう簡単には点は取れないからずっと背水の陣だと言い、神木はもし球数制限があったら勝てないと口にする。

「俺は別に球数制限とかどーでもいいが仲眞に限って言えばもし球数に縛られて甲子園への道が絶たれるって分かってたら仲眞はあの時に絶望して野球を辞めてただろーな…なんにしても野球を続けてくれてよかったよ…」

と郷原は言うと、興章なんてぶっちぎれと仲眞に向かって言うのだった。

その仲眞は知念に対して第一球を投げるがボールになり、下辺は見逃し方からボールが見えていると呟く。

仲眞は第二球としてスライダーを投げるも知念はこれも見逃してボールになる。

仲眞は第三球目にチェンジアップを投げると、知念は球速差に惑わされずにじっくり引き付けて打った。

打球は二遊間を抜けるヒットになりそうだったが、照屋が横っ飛びしてアウトにした。

神木はたまたま良いところにいたと言うと、郷原は怖い顔をして偶々じゃないと言い放つ。

下辺はこのチームは打者によって組織的に大胆にポジショニングを取るが、照屋の場合は一球ごとに意図してゾーンを詰めるから想定内のプレーになっていると言う。

「バッテリーミーティングにはバッテリーの他に比嘉監督と照屋も参加している　そのバッテリーの配給を基に照屋が外野のフォーメーションをサインで指示してる　だから照屋自身も一球一球的確なポジショニングを自由にとることができてるんだ」

と郷原は言うと、下辺は石垣商工は仲眞中心ではなく照屋中心なのだと呟く。

郷原はチームの心技体で言えば、技体は仲眞が請け負っており、心は照屋が請け負っている事が比嘉が作り上げたチームの強みだと言うのだった。

下辺は仲眞ではなくて照屋を見せるために呼んだのかと聞くと、郷原はそれはゼロではないが本命は仲眞だと答え、その間に仲眞は3回を無安打で抑えていた。

しかし、郷原は照屋のような野球偏差値が高くて精神的支柱になれる選手が必要だと言い、下辺はそういう選手が自軍の一軍にいないから弱いと言いたいのかというと郷原はそうだと返事を返した。

そして郷原は照屋のバッティングを見せないために、下辺と共にたばこを吸いに行くのだった。

たばこを吸っていると仲眞の父親がやって来て、息子の事は感謝していると、郷原と神木への恩は感謝してもしきれないと言うも、明英大への進路を変更することはないと頭を下げて言う。

「もしも仲眞大海が…やっぱりプロに行きたいと思っても心変わりは許されないということですか?」

と郷原は聞くと、仲眞の父親は自分と同じ思いのはずだと、4年後にご縁があればその時はと言う。

対して郷原は仲眞の野球人生にとってのベストは即プロ入りであり、重要なのは仲眞の意志だと言うのだった。

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ドラフトキング 33話感想

確かに一番大事なのは選手自身の気持ちなのでしょうね。

きっとドラフト候補の選手も親や学校と色々と話し合ってプロ志望届を提出するか否かを決めるのでしょうね。

そして絶対にプロで成功すると力強く言った選手が志望届を出すのだと思います。

次回は仲眞の投球に異常が発生するようなので、今回の話で中里が言っていたように飛ばし過ぎてスタミナが落ちて、コントロールが乱れるのではないでしょうか。

しかし、そこを照屋達がフォローするのだと思います。

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