テセウスの船ネタバレ あらすじ考察感想 ドラマ2話 予言のようになっている心の言葉 | 漫画ネタバレ配信局~最新話や最新刊のマンガが無料で読める!!~

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テセウスの船ネタバレ ドラマ2話あらすじ

平成元年の一月。

父の文吾(鈴木亮平)が起こした大量殺人事件を調べようと、音臼村を訪れていた田村心(竹内涼真)は、30年の時を超えて、まさにその事件が起こる寸前の音臼村にいました。

白い霧に包まれた彼は…気づくと、事件後に取り壊されていたはずの小学校の校舎が目の前に現れたことに驚き、自分が生まれる前に死刑囚として収監されてしまった父・文吾が警察官として、そして良き夫、良き父として暮らしている姿に接したのです。

不審な人物として警戒されていた心ですが。

雪山で遭難して怪我をした文吾と女の子・アカネを救ったことから信頼を得て、駐在所に住み込ませてもらうことができ、さらに、事件が起こるはずの小学校に入り込むために臨時教員として採用されることになったのです。

心の手許には、亡き妻が残してくれた事件にまつわる情報をまとめたオレンジの表紙のノートがありました。

そこには、今…目の前に生きている人々が次々に悲惨な死を迎えるという“未来”が詰まっていたのです。

次に起こる可能性が高いこと…それは村の名士の田中が、自宅の火災で死ぬ、という事件です。

文吾とともに田中家を訪れた心は、自分を敵視している新聞配達人の長谷川翼(竜星涼)に出くわして「泥棒!」と言われてしまうのですが、田中はおおらかに心を迎え入れてくれました。

その家で、心は不気味な絵を描いたノートを見つけました。

ウサギや、二人の女の子が書かれたその絵は、その対象に対して、何某かの害意を感じずにはいられない怖い絵でした。

教壇に立った心は、子供たちの顔と名前を覚え、彼らを守るために奮闘していました。

小学校にはウサギ小屋があり、休み時間に子供たちが集まっていると、そこに長谷川が現れました。

彼は子供たちと仲よく遊ぶ風景が当たり前になっていたのです。

穏やかな日々の中で、心が見ている“家族”の風景には、笑いが満ち、経済的には厳しくとも、確かに幸福に暮らしていたのです。

ある朝、心が出勤すると、ウサギ小屋に異変がありました。

昨日まで元気だったウサギが死んでいたのです。

子供たちは長谷川を警戒する心に反抗するようになり、教室の中の空気が荒れ、心の“姉”の鈴は胸を痛めていました。

村に起こる不審な事件を追っていた刑事の金子(ユースケ・サンタマリア)は心の存在に興味と違和感を抱き、事情を聴きに来ていたのです。

「アンタが来るまではこの村は平和だった。何を企んでる?」

心は、教室では鈴と、同級生のアカネが心のことについて言い争っている場面に出くわしました。

心を信じて庇う鈴と、親しい長谷川を庇うアカネ。

決裂してしまった女の子たち。

心は、ノートにあったウサギの姿と、そして女の子二人の存在がとても気になっていました。

その絵が殺害予告だとしたら、村の女の子が危ないのです。

鈴は荒れてしまい、母の和子(榮倉奈々)に本音を吐露しましたが。

心は鈴のそんな姿や優しく語り掛ける母の言葉に「絶対にこの家族を守りたい」という気持ちを強くしたのです。

まずは、時系列的に迫っている田中家の火災を防がなければならない___と文吾と心は行動を起こしました。

放火なら、真犯人は何かを仕掛けてくるはず、と田中家に詰めていたのです。

しかし、火事が起こるはずだったその日曜日が何事もなく暮れていくと思われたころ、鈴がアカネに会うために出かけ、夜になっても戻っていないのだ、という連絡が入ったのです。

同時刻、アカネも家に戻っておらず、心と文吾は、あの絵にあった女の子二人が鈴とアカネであることに確信を持ち、二人を探すべく田中家を飛び出して行ったのです。

村中で人を出して子供たちを探しに出たというのに、一向に二人は見つかりません。

吹雪はひどくなり、命の危険が迫るころ。

心は、道をとぼとぼと歩く長谷川を見つけて声を掛けました。

「アカネちゃんを探してたんだよ…おれは、小さい頃からあの子を知ってた…面倒を見てたんだ」と放心していた彼。

文吾は、心が未来から来たことを知っていました。

本気でその全てを信じていたわけではありませんでしたが。

それでもアカネが行方不明になる事件は、本当は翌日だったはずだということ。

そして、鈴までが同じく姿を消してしまったことに、動揺していたのです。

ようやく鈴がみつかり、しかし会う約束をしていたはずのアカネは現れなかったのだ、という彼女の証言に心配を募らせていく大人たち。

金丸に疑いを賭けられながらも、心は眠れないままに夜通し村の中を駆け回り、夜が明けました。

その頃、アカネはどことも知れない寒くて薄暗い小屋の中に監禁されていたのです。

叫んでも泣いても、誰も助けに来てはくれません。

ふと見ると、光が漏れており、壁に空いた小さな穴があることに気付きました。

アカネがそこから外を見ようと近づくと、誰かが中を覗き込んでいる目が見えたのです。

悲鳴を上げ「どうしてこんなことするのよ!」とびましたが。

びくともしないその瞳は、じっとアカネを見つめていました。

手がかりもなく途方に暮れていた心に、思わぬヒントがもたらされました。

女の子が二人書かれている不気味な絵の、竹トンボのような印をみて、アカネたちと同級生の男の子たちが「写生大会で山に行った時に、小屋のてっぺんについていた風速計に似てる」と教えてくれたのです。

心と文吾は車を飛ばしてその小屋に向かうと、アカネが冷たくなって横たわっていました。

「間に合わなかった…?!」とうずくまる心でしたが。

彼女は生きていました!

ホッとした彼らでしたが、そこに表れたのは金丸でした。

アカネを運び出して病院に運ぶ算段をした金丸達でしたが。

「どうしてここが判った?」

金丸に連行されそうになって思わず反抗してしまった心は、公務執行妨害で身柄を抑えられてしまい、しかし、ほぼ同時刻に長谷川の遺体が雪の上に転がっているのが見つかったのです。

村は、畳みかけるように起こる異常事態に混迷を深めていったのでした。

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テセウスの船ネタバレ ドラマ2話考察感想

心は、文吾と和子の夫婦と、姉や兄の姿を目の当たりにして、その笑顔あふれる様子に衝撃を受けていました。

彼の知る家族の姿は、いつも周囲から罵倒され、迫害され、笑うこともなくことも許されない、ただただ苦しいものだったからです。

彼らを守りたい、そして、死んでしまうはずだった小さな子供たちを助けたいと決意し、行動を起こしたのです。

文吾は「未来から来た」という心の言葉に半信半疑でしたが。

彼の持っている情報が、まるで予言のようになっていることで、信用せざるを得ない状況になり、当惑しながらも心のことを認め、受け入れていくのです。

この家族が、いったいどうなってしまうのだろう…原作を読みたい誘惑にかられながらも、文吾と心、佐野家以外の全ての人間が怪しく見えるという、製作側の誘導に、毎回揺さぶられながら次までの一週間を待っているのです。

そして、平成の時代を生き抜いてきた世代からすれば変わり過ぎて思い出せないもの、そしてそれほど変わらない様子のものが混在する音臼村の描写に「30年前とはこんなだったのか」と衝撃を受けながらも、心と、文吾の次の一挙手一投足から目が離せないのです。

しかし。

心がこれまでに味わい尽くしてきた辛酸には、胸が痛くなります。

幼い子供を抱えて流浪の日々を過ごしていた母・和子のやつれていた姿と、30年前、まだ心がお腹にいるころの和子のはじけるような明るい笑顔のギャップが凄い。

榮倉奈々さんはこんなお芝居を見せてくれる女優さんになったのだな、と。

感慨深いものがあります。

彼女が安心して、心を産むことができるよう…どうか、心たちが音臼村事件を防ぐことができますように、と祈らずにはいられないのです。

テセウスの船ネタバレ あらすじ考察感想 ドラマ3話 犯人派とは漫画とは別人!?