大奥(よしながふみ)1巻のネタバレと感想!無料試し読みはコチラから♪今回の大奥は何かが違う!?

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時代背景

この世界の日本はとある病の蔓延で男たちが亡くなっています。赤面疱瘡というその病は三代将軍徳川家光の時代に急激に広がり、若い男性たちばかりが苦しんで死んでいくのです。

『子を残さなければ』という切実な思いから、女たちは表の仕事を全て肩代わりして過酷な日々を生きていました。結婚できるのはごくわずかな恵まれた家に生まれた娘たちばかり。それ以外はなけなしのお金を払って身ごもり、子供を産み育てる、そんな時代だったのです。

徳川将軍家、そして大名たちの事情も同様でした。

この物語の大筋は八代将軍徳川吉宗が江戸にやってきて、大奥に入るところから始まります。将軍も武家も公家も庶民も、当主はその殆どが女性です。

そして大奥は、女将軍のために作られた、世継ぎを得るためのシステムであり、見目麗しい男たちが勢ぞろいしている、そんな場所だったのです。

六代将軍徳川家宣、その娘七代将軍家継が相次いで亡くなり、その後継とされたのが紀州の吉宗でした。質実剛健を旨とし、あまりに地味ななりの彼女を見て、家宣・家継に仕えていた側用人の間部詮房は『ここは大奥であり、ふさわしい身なりというものがある』としたり顔で話すのですが、吉宗は耳を貸すこともなく、間部を放逐するのです。

さて、そんな大奥に一人の若者がおりました。水野と呼ばれる彼は、貧乏旗本の息子でしたが、ある想いを抱えて家を出て、大奥の奉公にあがったばかりだったのです。

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大奥一巻のネタバレ

水野は、貧乏旗本の息子ではありましたが、男らしく快活に育ち、多くに慕われる青年でした。彼はとある豪商(薬種問屋)の跡取り娘のお信と想い合っていましたが、あまりにも身分が違い過ぎることに引け目を覚え、身を引くのです。

そんな彼女の前から姿を消すこと、そして家の経済的な事情から、大奥に奉公に上がるのですが、そこは想像をはるかに超えた男ばかりの世界だったのです。イジメや男色、その心の闇の深さに愕然とする水野ですが、先輩の杉下らといった理解者も得ていくのです。

そんな時、将軍家継が亡くなり、代替わりが行われました。家継はまだ幼く、大奥はこの数年全く機能していなかったのです。吉宗が将軍になることで大奥の権力闘争は激化していき、水野はその渦中に放り込まれていきました。

大奥は、史実の中でも、その出世競争が激しいことで知られています。狭い空間に閉じ込められた一説によると三〇〇〇人にも膨れ上がったその住人らは、己の人生をかけて、場合によってはその実家の権勢を背中に背負ってバトルを繰り返していたのです。この男たちだけの大奥も同様でした。

水野は大奥における最下層から、大奥総取締に見いだされて引き揚げられていきます。ある時、将軍のお目見えの末席にいた水野は、吉宗に声をかけられて、夜伽をすることになります。

しかし、この世界の徳川家の将軍の『初夜』の相手を務めるものは『ご内証の方』と呼ばれ、その翌朝には首をはねられるという恐ろしい決まりがあったのです。

実家には相応の手当てが出され、その名誉は守られるのだということを聞き、水野はその命令を受け入れました。その当日、彼は支度を整え閨に向かいます。目じりには紅を差し、ご内証の方としての姿を整えて吉宗を待っていたのです。

吉宗は彼の心根の真っすぐなところやそのふるまいを見て彼を気に入り、傍に呼んだ、ただそれだけのつもりでしたが、そのご内証の方の運命を知り、『知らぬとはいえ、申し訳なかった』と彼に詫びるのです。

翌朝には首をはねられるという運命の前に、しかし水野は穏やかに笑っていました。そんな彼に吉宗は『私の名前はノブというのだ』と語り掛けます。

その名を聞いて、水野の心は揺れました。想いあっていたはずのお信を思い出したのです。水野は吉宗に、ノブと名前で呼ばせてほしい、と申し出ます。

本来、閨での『ねだりごと』はご法度でした。それを防ぐために、大奥の者たちがその周囲に気配を殺して寝ずの番をしているのです。しかし、吉宗は彼らに命じます。

『翌朝には死ぬものの最後の願いを聞けなくて、何が将軍か!』と。その言葉に、番をしていた者たちは何も言わず、彼らをそっと見守るのでした。

翌朝、水野は清々しい気持ちでその処刑を待ちました。しかし、彼はその命を吉宗に救われたのです。処刑のために振るわれた剣は目隠しを切り落としただけ。吉宗は『水野は死んだ。お信という娘はお前を待っているのだ』と教え、彼を江戸の町に戻しました。

それは、無駄を嫌う彼女の資質であり、名君らしい裁きであったと思うと同時に、その時代までに蓄積していった徳川幕府や日本の国そのものへの疑問、そして闇を駆逐していこうとする決意の表れでもあったのです。

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見どころと感想

この物語の冒頭で、赤面疱瘡を最初に発症した子供の話が出てきます。全くの架空の物語で、架空の病気などのですが、どうしたらこんな凄い発想ができるのか、と驚かされるその発端の部分です。

面白いのは、この大奥は、精緻な歴史ものと同時に『SF』とカテゴライズされる場合もある、ということ。そして、男女が逆転した世界を描くにあたって、その矛盾や整合性のとれなさを見事にクリアし、説得力のある物語を構築しているのです。

この先、今は幕末までお話は続いているのですが、まず一巻を八代将軍吉宗から始めたこと、そしてそこにわずかに登場していた間鍋詮房や、物語の軸となる語り部の古老(三代将軍家光の代から使える御祐筆の村瀬)らの存在は、この先に展開していく他の時間軸の中で大きな存在となって再登場します。

どれもこれも隙のない素晴らしい構成力が、この大長編の最大の魅力なのだと考えるのです。

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