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キャプテン翼ライジングサン 11巻のネタバレ

日本対ドイツの一戦。

ドリブルで攻め上がる日向はマガトゥーを抜き去ってミューラーとの一騎打ちになる。

シュート体勢を取る日向に対してミューラーは一か八か飛び出す。

そしたら日向は咄嗟にシュートをパスに変えてボールを蹴るとそのボールは若島津の足元に渡り、シュートを放つと同時にタイガーのスライディングタックルもボールをぶつかる。

それによってボールはゴールバーを越えた。

しかし、タイガーのプレーは危険と判断されたために日本にはPKを獲得し、タイガーにはイエローカードが宣告される。

先程のスライディングタックルで若島津は足を痛め、吉良は控えの選手達にアップをするように指示した。

タイガーは自分のプレーで皆に迷惑をかけた事を悔やむがカルツはナイスプレーだと励ました。

治療のために一旦ピッチの外に出る若島津に日向は必ず点を取ると言う。

そしてPKは翼の許可を得た日向が蹴る事になった。

シュナイダーは追加点を取られるのは厳しいと考えており、ミューラーには何としてでも防いでほしいと思っていた。

ミューラーはタイガーの頑張りを無駄にはしないと決意すると日向は自分の左手の状態からゴール左下を狙ってくると踏んでいた。

笛が鳴ったので日向はシュートを中央に放ち、読みが外れたミューラーは右足を何とか伸ばすがそのシュートは右足をも吹っ飛ばしてゴールへと吸い込まれ、日本は追加点となる2点目を取った。

点を取った日向を褒め称える翼達に対してドイツチームは意気消沈していた。

各国の代表チームの選手達は試合を見ていて、ドイツは日本に負けるのかと感じていた。

そしてドイツボールで試合が再開されようとしている中、ドイツはシュミット兄弟を下げて、MFのハインとFWのゲーテがピッチに向かう。

日本側は治療を終えた若島津がピッチに復帰するが軽い捻挫をしているので吉良は新田に何時でも行けるようにしておけと命じる。

試合が再開され、ドイツチームの陣形はシュナイダー、マーガス、ゲーテの3トップとなって超攻撃的な布陣で攻めてくる。

対して日本も若林の檄を受けた選手達が立ち塞がる。

パスを受けたゲーテはベンチから見ていて日本の弱点である石崎をドリブルで抜き去るがそこへ三杉が立ち塞がる。

ゲーテは咄嗟にトゥーキックによるシュートを放ち、三杉はスライディングで止めようとするが止めきれなかった。

しかも三杉の足がシュートに触ったせいでボールの軌道が日本ゴールに迫るが若林のパンチングで事なきを得る。

弾かれたボールをマーガスはヘディングで押し込もうとするがジャンプした井川が同じようにヘディングして阻止するもボールがこぼれる。

そのこぼれ球をシュナイダーがファイヤーボレーでゴールを奪おうとするが松山と葵のブロックによって阻止される。

しかし、ブロックしたことで2人はバランスを崩すがシュナイダーは崩れずに着地したのですぐにこぼれ球の元に向かう。

若林も飛び出してシュナイダーの右足ごとボールをキャッチした。

それでもシュナイダーは若林ごとゴールに叩き込もうと蹴って吹き飛ばすが若林はボールをゴールの外へと放り投げて失点を阻止した。

ドイツのコーナーキックはカルツが蹴る事になったがどう攻めたらいいのか分からなかった。

そしたらゲーテがパスを要求してきたので彼にパスを出す。

パスを受けたゲーテは再び石崎を抜き去るがそれを読んでいた三杉にボールを奪われる。

すぐさま三杉は石崎にパスを出して、パスを受けた石崎はドリブルで攻め上がる。

日向や早田も後に続き、ドイツチームも自陣に戻ろうとする。

しかし、若島津の動きは鈍っており、それを見た日向は自分で決めると決めてパスを要求する。

対して石崎は日向を囮にして翼と岬にパスをし、2人は先取点を取った必殺技・ハイスピードトルネードスカイアルファを繰り出そうとするがカルツが左腕を岬の足に絡めて止めた。

故意に反則プレーをしたのでカルツはイエローカードを宣告され、日本チームはFKにチャンスを得る。

蹴るのは翼で今回はドライブシュートではなく、このボールの特性を活かして無回転シュートを放ったがミューラーの左手によるパンチングに阻止される。

そして若島津が下がって代わりに新田がピッチに立つ。

日本チームのコーナーキックは三杉が蹴る事になり、すぐさまフライングドライブシュートを放つ。

シュートはゴール右下スミ目掛けて飛んでいくがミューラーはまたしても左手のパンチングで防ぐ。

痛みが走るがそれでもゴールは割らせないと叫ぶ。

この一言でドイツチームはまとまり、逆襲に転じてくるのではないかと若林は感じていた。

再び日本チームのコーナーキックは早田が蹴る事になり、彼はミューラーに引導を渡そうとカミソリシュートを放ったがミューラーは右手のキャッチングで止めた。

すぐさま敵陣にボールを投げようとしたが日本は守りを固めていたので投げれなかったため、取りあえずカルツに向けて投げる。

ボールが渡ったカルツは真っ向勝負を仕掛け、翼と岬はボールを奪おうと向かっていく。

カルツはハリネズミドリブルでかわしていくが翼のサブマリンディフェンスに防がれる。

こぼれたボールはゲーテが拾うが松山と葵のディフェンスに防がれてボールは上空に弾かれる。

そのこぼれ球をカルツは拾おうとしたが岬がオーバーヘッドでクリアしたがそのボールをタイガーが拾うと日向の必殺シュートである雷獣シュートを放った。

しかし、そのシュートは若林の真ん前だったのでシェスターはシュートの軌道を変えるために足で触って軌道を変えた。

時はU-21ドイツ代表の候補合宿に遡る。

カルツは候補生だったタイガーにフィジカルが強すぎるが故に止まり切れずにファウルを犯す欠点を克服しつつあるから代表には入れると言う。

ただその体でシュートを撃たないのは勿体ないと言って日向が雷獣シュートを会得した出来事を話す。

それからタイガーは代表入りし、カルツの言葉を真に受けて日向と同じ特訓をした結果、雷獣シュートを会得したのだ。

そして現在に至り、タイガーが放った雷獣シュートの軌道をシェスターが変えた。

若林は不意を突かれながらも横っ飛びして何とか指先を触れる事でシュートコースを変える。

シュートはゴールポストにぶつかり、シュートは決まらなかったがそのこぼれ球の元にシュナイダーが向かっていた。

若林もすぐに立ち上がってボールの元に向かい、滑り込んで左手でボールを掴むがその時にはシュナイダーが右足を振り抜いていたのでスパイクの爪が若林のユニフォームと背中の皮膚を切り裂かれた。

それによって若林の背中から血が流れ、審判は試合を止めてシュナイダーにイエローカードを宣告した。

タンカーがこっちに来るが岬は出血量から救急車を呼ぶように言ってユニフォームを脱いで若林の背中に押し付けて止血しようとした。

そんな中、若林は岬はボールの行方を聞き、岬はノーゴールだと言うと安堵して気を失うと日向もユニフォームを脱いで若林の背中に押し付ける。

シュナイダーはこの事態に動揺しており、カルツがしっかりしろと檄を飛ばす。

そして救急車がやって来て、若林を乗せるとスタジアムを後にした。

この試合を見ていたミカエルは自身のプレーで視力を奪ったサウールの事を思い出し、若林の無事を祈っていた。

若林が退場したことから彼に代わって森崎がピッチに向かい、シュナイダーは血を拭きながらカルツの檄を聞くが未だに動揺を隠せていなかった。

見上を始めとした若林と関係のある者達は病院へと向かった。

ピッチに向かった森崎は岬と日向にユニフォームを渡し、翼はこの現実を受け止めて若林のために勝利を届けようと言う。

シュナイダーはカルツに自分をビンタするように言い、カルツは言う通りにビンタをするとシュナイダーの動揺は消えていた。

森崎のゴールキックで試合が再開されるが風によってボールの軌道が逸れ、サイドラインを割ってしまう。

ハインのスローインで試合が再開され、投げたボールはカルツの足元に渡るとすぐにタイガーにパスを出した。

ボールが渡ったと同時にタイガーは雷獣シュートを撃つが井川のダイビングヘッドにより阻止される。

そしてカルツは再びボールが自分の元に渡るとハリネズミドリブルを仕掛け、翼と岬が阻止しようと向かうが彼らが近づいたと同時にシェスターにパスを出す。

シェスターはシュナイダーに見せかけてマーガスの頭に向かってパスを出し、マーガスはジャンプしてヘディングパスでシュナイダーにパスを出す。

シュナイダーはジャンピングファイヤーボレーを繰り出してゴールを決める。

これで2対1となった。

その頃、若林を乗せた救急車は既に手術準備万端の病院へと向かっていた。

そして試合はシュナイダーのロングシュートにより同点に追いつかれていた。

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これは相当痛いですね・・・若林を欠いてしまうとは・・・。

彼がいたからこそ、ドイツの攻撃を防ぎきって日本が試合を優勢に進めてきたわけですからね。

後から入った森崎には頑張ってもらいたいですけど、同点になってしまいましたし、勝ち越されてしまうのも時間の問題かもしれませんね。

なので翼達には早めに勝ち越し点を得て、全員守備で守り切ってほしいなと思います。

キャプテン翼ライジングサン 12巻90話ネタバレと感想