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ドラフトキング 16話のネタバレ

「知られざる才能⑧」

蔵田と沖本の初対戦は蔵田の勝ちとなったが、沖本のタイミングはバッチリだった。

神木は蔵田の実力を目の当たりにして驚いており、椎名が子供に見えてきたと呟く。

飯塚は蔵田の実力は相当だと思っていると同時に、三振ではあったが初対戦のはずの沖本がタイミングバッチリだったのにも驚きを隠せなかった。

大越も沖本のあの体格で繰り出されるスイングスピードを見て、あの体の何処にあんなパワーが隠されているんだと呟く。

「そこはデータ屋の出番じゃねーの?」

と飯塚が言うと。

「データ屋って誰の事ですか?まさか僕のことじゃないですよね?」

と大越が言うので、神木はこの人達は仲が悪いなと思っていた。

そしたら郷原が彼らを雑魚扱いし、見るとこが他にもあるだろと言ってきたので神木は火に油を注ぐなと思っていた。

「6回表の攻撃を沖本で終わったんだぜ?たまんねー展開だろーが!」

と郷原が言うと、神木はもし蔵田がノーヒットで抑えていけば最後のバッターとして沖本が出てくることを読んでいた。

郷原は神木の答えに同意し、ここまでの沖本の打席も蔵田の投球もただの挨拶代わりだと捉えており、トイレへと向かう。

大越は掘り出し物が見つかるかもしれないと言うが、郷原は今から誰か掘り出そうとする姿勢が引くわと言ったので、神木は何でこんなに仲悪いんだよと思っていた。

トイレに行って用を足していると、同じく用を足しに来た毒島がやって来る。

「やっぱり場面が整うともう手に負えねぇよなぁ…あの2人は」

と毒島は呟くと、郷原は見ている分には面白いと口にした。

そして毒島は次の打席で沖本と蔵田のどっちが勝つのかゲームしようと提案した。

ルールはフォアボールやデッドボール、エラーの場合と名前が被っていた場合は無効、どっちが勝つか当てたら両方とも指名する権利を得るというものだが、待つのは4巡目までである。

毒島の提案に郷原は嫌いじゃないと言って乗っかって来る。

そして…。

「蔵田!!」

と毒島が言うと。

「沖本」

と郷原が言ったので、このゲームは成立した形となった。

お互い被ったと思っており、見事に分かれていた事に驚いており、お互いに絶対裏切るなよと言い合うのだった。

そしてこの事をトイレの個室にいた下辺が聞いていた。

因みに郷原や毒島がトイレに行っている間、憂羅志亜大が同点に追いついていて、回は7回表となっていた。

ここから蔵田無双が始まり、フルスイングが基本の倉敷工科大のバッターがスイングをさせてもらえず、振ったとしてもバットに当たらないので次々凡退していく。

9回表まで進み、先頭バッターが何とかボールをバットに当てるが、ゴロになってしまう。

しかし、その打球を憂羅志亜大のセカンドの真ん前でイレギュラーを起こしたので、塁に出ることが出来た。

次のバッターが送りバントでランナーを進めて、一死二塁のチャンスで沖本が打席に立つ。

蔵田はキャッチャーのサインに首を振ると、153km/hのストレートを投げ込み、沖本はバットを振るが空振りになる。

蔵田は再びサインに首を振って、155km/hのストレートを投げ込み、沖本はバットを振るが空振りになる。

さっきからサインを無視しているせいか、滝川監督はキレているのを神木は見ていると、郷原はさせておけばいいと呟く。

「ピッチャーが投げないと試合(ゲーム)は始まらねーんだ 野球の主導権は常にピッチャーにあるんだってな 超楽しんでんじゃん…アイツ」

と郷原は言うのに対して下辺は、沖本が打たないと蔵田もろとも獲られるんだぞと思っていた。

そして蔵田が投げた156km/hのストレートを沖本が打ち返して、センター前ヒットにするのだった。

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ドラフトキング 16話の感想

いい勝負でしたね、お互いに…どちらが勝ってもおかしくない対戦でした。

こうなると賭けは郷原が勝った事になるので、沖本と蔵田を獲れる事になると思いますが、毒島が黙ってみているのかという疑問も出てきます。

次回はドラフトの話になるので、2人の去就がどうなるのか…とても気になります!

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