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今回紹介するのは、 大奥 16 (ヤングアニマルコミックス) という本です。
1年に1巻ずつ刊行されてきた大奥。
これまで16年にわたって私たちは、200年以上にわたる物語を読み続けてきました。
そこには家光亡き後、幕政を盤石なものにするために擁立された家光と有功の悲恋に始まり、権力という得体の知れないものの中で生きる人間たちの愛憎がありました。
新たに登場した和宮と家茂は、今巻で不思議な関係を結び合います。これも愛なのでしょう。
そして聡明な家茂は自分にできることは「和宮の未来」を少しでも明るくするものであると語り、そのための覚悟を決めます。江戸城の頂点にいながらも、もっとも権力に翻弄されてきた人たちが住まう場所が大奥。そこで権力の崩壊を目の当たりにし傷つきながらも、未来に生きようとする美しさが胸を打ちます。
大奥を読むたびに思い出すのが「歴史の概念について(ベンヤミン)」の中で「新しい天使」という絵画について書かれている一節です。
「それには一人の天使が描かれており、天使はかれが凝視している何ものかから、いまにも遠ざかろうとしているように見える。かれは顔を過去に向けている。・・・たぶんかれはそこに滞留して、死者たちを目覚めさせ、破壊されたものを寄せ集めて組み立てたいのだろうが、しかし楽園から吹いてくる強風が、かれの翼にはらまれるばかりか、その風のいきおいがはげしいので、かれはもう翼を閉じることができない。強風は天使を、かれが背中を向けている未来のほうへ、不可抗的にはこんでゆく。その一方ではかれの眼前の廃墟の山が、天にとどくばかりに高くなる。ぼくらが進歩と呼ぶものは、この強風なのだ。」
終わっていくものの残骸を無神経に踏みつけていくのではなく、最後の人々は、抱きかかえ、それと共に先に進んでいく。
ここ数巻の大奥は、この「最後の人々」の物語なのだと思います。
以上、興味のあるかたは、実際の商品をアマゾンなどでご確認ください。
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