Schumann: Fairy Tales, Wlach & Weiss & Demus (1950) 『シューマン おとぎ話』 CL:ウラッハ&ヴァイス&デムス ロケ地:兵庫県室津港
Robert Alexander Schumann (1810-1856) Märchenerzählungen (Fairy Tales), Op. 132 (00:05) 1. Lebhaft, nicht zu schnell (02:39) 2. Lebhaft und sehr markirt (06:13) 3. Ruhiges Tempor, mit zartem Ausdruck (10:16) 4. Lebhaft, sehr markirt Leopold Wlach (1902-1956), Clarinet Erich Weiss, Viola Jörg Demus (1928-), Piano Rec. 1950 ロベルト・アレクサンダー・シューマン おとぎ話 作品132 (00:05) 1. 生き生きと、しかし速すぎずに (02:39) 2. 生き生きとかつ非常にきびきびと (06:13) 3. 穏やかなテンポで、やさしい表情でもって (10:16) 4. 生き生きと、非常にきびきびと クラリネット:レオポルド・ウラッハ ヴィオラ:エーリヒ・ヴァイス ピアノ:イェルク・デムス 録音:1950年
原版:20171010 製作 秋蛇星短編映画製作所
遊女発祥の地『室津の春』お夏と清十郎の悲恋物語 谷崎潤一郎、竹久夢二、つげ義春がきた瀬戸内最古の港町シューマン おとぎ話 Op 132 Clレオポルト・ウラッハ Pイェルク・デムス Vaエーリッヒ・ヴァイス 1950年録音 zip
室津(むろつ)は、兵庫県たつの市に所在し、播磨灘に面する港町・漁港(第2種漁港)。町丁としては御津町室津(みつちょうむろつ)を称する。港町として約1300年の歴史を持ち、奈良時代に行基により5つの港が整備され、江戸時代には栄華を極め宿場町としても栄える。多くの文豪、文人墨客を魅了し竹久夢二、井原西鶴、谷崎潤一郎、司馬遼太郎、つげ義春、平岩弓枝らが来訪し作品に描いた[1]。
本項ではかつて同区域に存在した揖西郡・揖保郡室津村(むろつむら)についても述べる。
目次
1 歴史
1.1 沿革
2 地理
3 名所・旧跡
4 交通アクセス
5 周辺
6 関連項目
7 脚注
8 参考文献
9 外部リンク
歴史
むろつむら
室津村
廃止日 1951年4月1日
廃止理由 新設合併
御津町、室津村 → 御津町
現在の自治体 たつの市
廃止時点のデータ
国 日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
郡 揖保郡
総人口 2,331人
(国勢調査、1950年)
隣接自治体 相生市、揖保郡御津町、河内村
室津村役場
所在地 兵庫県揖保郡室津村(大字なし)
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約2000年前、神武天皇の東征先導役が室津に港を建設したといわれる。藻振ノ鼻(室津半島先端部)と金ヶ崎(たつの市・相生市境)で囲まれた室津湾の、更に東側奥にあることから、「室の如く静かな津」ということで「室の泊」と呼ばれたのがその名の始まりと伝えられる。『播磨国風土記』に、「コノ泊、風ヲ防グコト室ノゴトシ 故ニ因リテ名ヲナス」と記されているように三方を山に囲まれ天然の良港であった。奈良時代には行基によって「摂播五泊」(河尻(尼崎)、大輪田(兵庫)、魚住(明石)、韓(的形)、室津)の一つとされ、海上と陸上交通の要衝として「室津千軒」と呼ばれるほど栄えた[2]。
江戸時代になると、参勤交代の西国大名の殆どが海路で室津港に上陸して陸路を進んだため、港の周辺は日本最大級の宿場となった。通常、宿場におかれる本陣は、1軒、多くとも2軒であるが、室津には6軒(肥後屋・肥前屋・紀国屋・筑前屋・薩摩屋・一津屋)もあった。江戸参府で室津に滞在したシーボルトは賀茂神社参ろう所から見た播磨灘を「日本の美しい景色として」絶賛した[2]。しかし、明治に入ると参勤交代の制度が無くなり、鉄道・道路が内陸部に敷かれたため急速に衰退した[2]。
明治以降は瀬戸内海の一漁港に過ぎないほどに零落したが、カキの養殖が盛んで11月初旬の「室乃津祭り」が開催されるほか、漁業の町として知られ、歴史と風光明媚な漁村の雰囲気を求め訪れる観光地になっている[2]。
1994年、室津旧市街地が兵庫県の景観形成地区に指定された。
沿革
幕末時点では揖西郡室津が存在。姫路藩領。
明治4年7月14日(1871年8月29日) – 廃藩置県により姫路県の管轄となる。
明治4年11月2日(1871年12月13日) – 第1次府県統合により姫路県の管轄となる。
明治4年11月9日(1871年12月20日) – 姫路県が改称して飾磨県の管轄となる。
1876年(明治9年)8月21日 – 第2次府県統合により兵庫県の管轄となる。
1889年(明治22年)4月1日 – 町村制の施行により、近世以来の室津が単独で自治体を形成して室津村となる。
1896年(明治29年)4月1日 – 室津村の所属郡が揖保郡に変更。
1951年(昭和26年)4月1日 – 室津村が御津町と合併し、改めて御津町が発足。同町大字室津となる。
1994年 – 室津旧市街地が兵庫県の景観形成地区に指定される。
2005年(平成17年)10月1日 – 御津町が龍野市・新宮町・揖保川町と合併してたつの市が発足。同市御津町室津となる。
地理
たつの市御津町主部から、国道250号の「七曲り」と呼ばれる屈曲した海岸線を抜けた半島部に位置する。国道250号は半島の付け根、室津市街の北外れをかすめ、大浦(たつの市)、鰯浜(相生市)の集落を経て相生市街へ至る。市街は半島西岸奥の港を中心に立地。半島東岸は切り立った断崖である。沖合いに、地・中・沖の唐荷島が浮かぶ。
名所・旧跡
賀茂神社 – 本殿を含む8棟の建造物が国指定の重要文化財。
たつの市立室津民俗館 – 旧豪商「魚屋」建物
たつの市立室津海駅館 – 旧廻船問屋「嶋屋」建物
浄運寺
見性寺 – 木像毘沙門天像は国の重要文化財
友君橋
唐荷島 – 唐(中国)船が台風により室津沖で難破し、その積み荷が沢山流れ着いた島であることから名づけられたものと伝わっている。
きむら屋 – 竹久夢二が滞在した宿。ロビーには作品を展示した「夢路ギャラリー」がある。

