センゴク(仙石権兵衛) 最新刊19巻最新話155話 ネタバレ感想 | 漫画ネタバレ配信局~最新話や最新刊のマンガが無料で読める!!~

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センゴク権兵衛 最新話155話ネタバレ

「最後の門」

「首捕り無用 門探せ」

と兵士達に敵兵の首はほっといて門を探せと叫ぶ権兵衛。

しかし、彼の大声と首につけている鈴のせいで、鈴をしているのが権兵衛である事がバレてしまい、敵兵達は群がっていく。

外で戦って旗本達は懸命に戦い、民兵はそんな彼らを援護しようと動いていた。

この様子を笠原正巖は黙って見ていた。

「正巖様ッお下がりをばっ 敵方に狙撃手がおるもようっ」

と北条方の百人組頭を務めている須田はこのように言って笠原を退かせようとしていたのだが、笠原は自分に狙撃は当たらないから民兵の指揮をするように須田に言い放った。

しかし、須田は引き下がらず自分達は東国しか知らず、天下には何も無き強者がいるのだと諭すも、笠原は天下の強兵ならその名は東国に知れ渡っているはずだと、知れ渡ってもないのに戯言を言うなと言って聞く耳を持たない。

「然に非ずっ 数多の民兵の中には武士を凌ぐ者もおり申す 才を有しながら名も富も求めず忠義すら持たぬ妙々たる者もあり申すっ 鑑みられよ 何故大砲手が射られたか―――何故只今旗本集が手こずっておるのか―――」

と須田は笠原に言っていると、自分達の傍にいた兵士が狙撃された。

須田はこのままでは権兵衛軍に付け入られるから今開いている第三の門を即刻閉じるように進言する。

しかし、笠原は今旗本達が戦っているからと難色を示していた。

そんな時、権兵衛軍が第三の門を見つけ、今にも雪崩こもうとしており、旗本達は笠原に自分達はいいから早く門を閉じるように叫んだ。

しかし、それでも笠原は門を閉じろと言う命令を下さず、どうすれば旗本達を助けられて権兵衛軍の侵入を許さずに済むかを歯ぎしりしながら考えていた。

「……下知をもろうた!門を閉めよ―――っ」

と痺れを切らした須田は笠原の許しを得ずに、門を閉じるように指示し、この事に怒った笠原には全てが終わった腹を切るつもりだと言ったのだ。

そして須田の指示で北条兵は急いで門を閉めようとする。

権兵衛軍は鈴をつけている権兵衛に鈴をつけているから敵が集まるのだと言うのだった。

その間にも門が閉まっていく。

「掣肘せよ 付け入りさせるなぁ 閉めるぞ 外の兵共ッ いずれ必ず報いるぞ!!総大将殿ッ 第一門第二門を開き給うっ かくなる上は城外にて総力戦をば―――っ」

と言う声が笠原の耳に入ると、彼は全軍挙げての合戦は畜生が行う事だと心の中で思っていた。

そんな時、城門の近くにいた権兵衛軍の兵士が門の近くにいる兵士を倒した。

しかし、この事は北条軍にあっさりバレてしまい、兵士達は権兵衛軍の兵士を始末する前に門の閂をしようとする。

しかし、外の権兵衛軍の勢いが凄く一人だけでは閂が出来ない状態にあった。

そんな中、再び権兵衛軍の兵士が閂をしようとする兵士を始末した事で、門が開いて権兵衛軍が雪崩れ込んできた。

城の中に入りこんでいた兵士は有用ノ介であった。

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センゴク権兵衛 最新話155話の感想

当初の予定と違った上に、長くかかった末に何とか城門を突破出来ましたね。

有用ノ介が城の中に入っていなかったら、このまま権兵衛軍は弓矢や鉄砲によって壊滅させられていたのかもしれませんね。

このチャンスをものにして一気に攻めてほしいものです。

それはそうと、笠原より須田の方が総大将に向いているんじゃないかなと思いましたね。

笠原は何処か権兵衛軍と言うより、豊臣軍を下に見ているように感じます。

一応この頃の豊臣軍は北条と伊達を始めとした東北以外は既に平定済みなので、強力な兵が沢山います。

それをその名が知れ渡っていないだけで下に見るのは如何なものかなと思いましたね。

笠原に対して須田は自分達は東国しか見てなく、天下には名も知らない強者がいっぱいると言っていたので笠原と違って井の中の蛙ではないなと思いましたね。

彼が総大将だったら今回のように上手くいなかったかもしれませんね。

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