八雲立つ 灼 あらた コミック1巻のネタバレと感想 最新話3話は奇妙な親子連れの正体 試し読みはコチラ

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八雲立つ 灼 あらた コミック1巻2話までのあらすじ

布椎晃巳(ふづちこうき)は東京の小学校に通う12歳―とは仮の姿で、実は出雲に続く古い巫女の家系布椎家の若き宗主布椎闇巳(ふづちくらき)の生まれ変わりだった。闇巳は大和王朝に殺された古代出雲の王スサノオの怨念と戦い、その命と引き換えに世界を救った。そして闇巳の記憶を宿しながら、12年前に晃巳として蘇ったのだった。

ある日、自分の学校の裏山に悪い「気」を感じた晃巳は、スサノオの怨念との闘いで壊れた神剣の安全を確かめに、7年ぶりに布椎本家へと戻る。晃巳の帰郷を知った隣村の村長は、最近村を騒がせる「行き会い神」の怨念による殺人事件を解決してくれないかと頼む。

現場につくと早速邪悪な念が自分と表裏一体の存在で「光のオーラ」を持つ七地健生(ななちたけお)にとりつこうとした。以前と変わらない強力な巫女の力で邪悪な念を追い払う晃巳。しかし晃巳は「念は追い払っただけ。まだ何か違和感がある」と感じていた。

八雲立つ 灼 あらた コミック1巻3話のネタバレ

真夜中に再び隣村の邪悪な「行き会い神」の怨念に対峙することを決めた晃巳は、出雲を訪れた本当の目的である神剣を確かめるために道返神社の宝物殿を訪れていた。

13年前闇巳が命を懸けた戦いの際6本のすべてが折れてしまい、今は剣先だけが残っていた。それでも神剣の威力は甚大で普通の人間は触ることも出来ないという。その剣先の一本を晃巳が取り上げると、すべての剣先が共鳴した。神剣は晃巳が本当の神剣の主と認め、その帰還を喜んでいるのだった。折れてもその力を失ってないと知り、晃巳は神剣の修復に希望を持つ。

今は晃巳の名代として布椎本家の留守を預かる闇巳の母世裡(せり)は、闇巳の父で前布椎家宗主海潮(うしお)の書庫で修復のヒントはないか探しておくと約束する。

闇巳は世裡が海潮を捨てて、海潮の弟眞前(まさき)と不倫に走った過去を恨んでいた。が、自分が亡くなる前に一緒にスサノオの怨念を退治したことから、その恨みをだいぶ和らげているように見えた。

その夜、晃巳は邪悪な怨念を引き付ける七地は足手まといだと言い放ち、一人で隣村に昼間の邪念を確かめに向かう。ところが先ほど強く感じた邪悪な念が、同じ場所で感じられない。おかしいと感じた晃巳は、怨念が七地を狙って布椎本家に向かったと確信。急いで本家へ戻ろうとする。

一方、足手まといといわれて拗ねた七地が一人で部屋にいると、障子の外に怪しい人影が。叫ぶ暇もなくその人影が障子を破って七地の首元をつかむ。その気配を感じた世裡は道返神社の神水をかけ、邪悪な念を障子の外に追い払って結界を張る。

結界の外では、先ほど隣村で七地に取り付こうとした邪悪な念が女の姿で暴れていた。世裡の弱い結界が破られそうになったその時、晃巳が帰り着き強力な呪文で邪念を攻撃する。

呪文で弱った邪念はその昔隣村で恋人に殺されたという女の顔を持った霊になり、自分の身の上に起こったことを回想する。女は自分を殺した恋人を呪い殺したが、そのことを理解できないまま成仏できずに彷徨い続けて邪念となった。

その話を聞いた七地は思わず「かわいそうに」と同情してしまう。「同情」が邪悪な念を引き付けるのだと七地に釘を刺した晃巳は、「また下手に同情しやがって」と七地を止めようとする。しかし意外なことに、女の霊は七地の「もう何にも捕らわれなくていい。自分の好きなところに行っていいんだよ」という優しい言葉に慰められ、満ち足りた気持ちで浄化してしまった。

邪念や悪霊を自分の強力な力で押さえつける晃巳とは正反対の七地の力に、晃巳や世裡は感嘆する。世裡は清涼な光の力の強い七地が晃巳のそばにいることで、人という器に収まる以上の暗くて強大なシャーマン(巫女)の力を持つ晃巳の均衡が保てるのだと、七地が晃巳の側にいてくれることに感謝するのだった。

一同が安心したのもつかの間、もとは単なる女の幽霊だった隣村の霊が強力な邪念になった原因は何だったのかという七地の問いかけに、世裡は隣村で見かけられた奇妙な親子連れの話をしだす。

その子供は晃巳と同じくらいの年で、一目で「普通の子供ではない」雰囲気が漂っていたという。村のものに言わせると「闇巳のような感じ」だということだった。その親子が現れた前後に、隣村の「行き会い神」殺人事件が起こり始めたのだった。その親子が単なる霊を強大な邪念に変えたのか?怪しい親子の話に、晃巳と七地は不安を覚えた。

この謎の親子。晃巳や七地の知らないところで、七地が教師として働いていて、しかも晃巳が中学校から入学予定の布椎一族が経営する磐坂(いわさか)学園に入る予定を立てていた。「なつかしいな闇巳君。喜んでくれるかな」と意味深な言葉で、ほほ笑む子供。彼らは敵か味方か?

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八雲立つ 灼 あらた コミック1巻3話の感想

講談社漫画賞も受賞した名作「八雲立つ」の続編が、前作から16年の時を経て帰ってきました!この新編でも闇巳が亡くなってから13年の時がたっていて、ちょうど同じくらいの時間差なのが嬉しい驚きです。

17歳とは思えないほどの落ち着きと器の大きさが魅力だった闇巳が12歳という年齢でどのように変わってしまうのかと心配でしたが、そんな心配は全くの杞憂。強さに支えられた偉そうな態度は相変わらずで、七地との「どちらが年上だかわからない」やり取りも健在です。今は七地と親子ほどの年齢差になっているのも笑えます。

今回の見どころは、やっぱり闇巳と同じまたはそれ以上のシャーマンの力を見せつける晃巳の潜在能力。頭の中では「闇巳の生まれ変わり」と分かっている出雲の村人達も、晃巳の子供の外見に躊躇します。が、邪悪な念を立ちどころに追い払う晃巳の力を目の当たりにして王様のような扱いになるところは納得です。まだ体が12歳で、闇巳のように真剣が扱えないというのがこの新編のもどかしいところ。ほれぼれするほどの闇巳の剣術を今すぐにでも再現してほしいくらいです。

最新話は、晃巳を闇巳の生まれ変わりと知っているような謎の子供の意味深な顔で終わります。前作で敵対した「あの人」の生まれ変わりなのか?それとも新手の敵、または味方か?謎が謎を呼ぶ新編八雲立つ。これからまた始まるであろう壮大な展開に期待が高まります。

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