天堂家(てんどうけ)物語 44話ネタバレ感想 9巻を無料で読む方法

天堂家(てんどうけ)物語 44話

周が見つめる先には晶が布団をかぶり、こんもり丸くなっている姿がありました。

今日は母屋で集まりがあったのですが、晶は出たくなくて周のところに逃げ込んでいたのです。

その集まりには隼人が出ると聞いた周は晶の代わりにその集まりに出ることにしました。

周が待っていると直人が入ってきて馴れ馴れしく話しかけますが、周は無視します。

それとなく雅人のことを探る周。

晶を探しに軽井沢まで往復したのなら、操に会うのは不可能なはず。
すっぽかしても平気だったのか？と推察する周。

改めて周は計画の失敗を後悔していました。
喋りすぎたと思います。

その部屋にやってきたのは隼人の使用人の日下部でした。
頭から水をかぶり、ずぶ濡れになっていたのです。

日下部は先々代の三十三回忌について隼人から話してもらう予定だったが、断られたと説明します。

来た意味がないとがっかりする周。

帰り道、晶は母屋を探索します。
たくさんある部屋は客人が来ることもなく、周はまるで朽ち果てるのを待つ巨大な生き物の骸のようだと印象を持ちます。

呪われた暗窟。
周が母屋から川を見ていると子供が池に飛び込みます。

慌てて子供を助ける周。

子供は池の中で女の人が手招きしていたのと不気味なことを言います。

子供はお姉さん、綺麗、雪のお姉さんなの？と不気味に笑います。

その手を払い、周は逃げ出します。
子供は末っ子の雪人だったのです。
狂った笑みを浮かべる雪人。

風邪が治った雅人は操と面会をしていました。
操は夜会に出ることになった、男爵の末の娘は隼人の婚約者候補だと告げます。

雅人はその夜会に参加したいと言います。

操は蘭も一緒に来るように誘います。
雅人は警戒しつつ、蘭の同行を承知します。

家に戻った雅人はらんを見つけると逃げようとするらんを壁に押しつけて捕まえます。

何故らんが腕の中で寝ていたことを問い詰める雅人。
らんは必死で何もなかったことを訴えますが、雅人は納得していませんでした。

顔を真っ赤にしてありのままを告白するらん。
目を見て答えろと言われ、窮地に陥ったらんは耐えられず、雅人に手をあげ、逃げ出そうとしますが、すぐに捕らえられてしまいました。

雅人に連れて行かれそうになったらんはいやーと悲鳴を上げます。

それを聞きつけた立花が顔を出すとらんは立花の胸に飛び込みます。

そんな立花に嫉妬する雅人。

落ち着いて下さいという立花の願いも虚しく、雅人はらんをまた捕獲するのでした。

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天堂家物語 44話の感想

姿を相変わらず見せない隼人。

雪人という不気味な子供も登場しました。

落ち着いた様子を見せる操がかえって怖いものを感じました。

次号8月号(6月24日発売)に続きます。

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