社畜と少女の1800日 最新話感想あらすじ 11巻ネタバレ 105話 | 漫画ネタバレ配信局～最新話や最新刊のマンガが無料で読める!!～

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社畜と少女の1800日 最新話感想あらすじ 11巻ネタバレ 104話

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社畜と少女の1800日 最新話あらすじ ネタバレ 105話

　前回、東根の異変に気付いた優里は、職場の人たちに何か知らないか聞きます。東根に口止めされていた桐谷は何も教えませんでしたが、貝塚が東根が入院していることを教えてくれました。
　現在も入院している東根。病室を看護婦が訪れて、検温をすると言います。

　体調について質問する看護婦に対し、とくに問題はないと返答しながらも、強いて言うなら何も出来ないことに不安を感じる、と付け加える東根。
　仕事中毒なんですね、と告げた看護婦は、病院にいる間は大人しく治療に専念することが適切だと述べて、病室を出て行きました。

　すぐ後に看護婦が戻ってきて、面会人が来ていると東根に報告します。安静にしていなければいけない段階なので長時間の会話は無理ですが、面会自体は許可されました。
　看護婦が病床を仕切るカーテンを閉めて行ったので、東根には面会人の顔が判りません。そのため彼は、貝塚あたりが来たんだなと予想していました。入院中、東根が担当していた仕事を引き受けてくれたので、仕事関連の引継ぎの用があるのだろうと考えたのです。

　ところが、病室にやってきたのは優里でした。 　一瞬、言葉を失い、優里の名前を呼ぶことしか出来ない東根。

　優里も悲哀の表情を見せ、無言のままです。

　しばらく経って、桐谷が教えちゃったんだな、と東根は力なく笑います。 　慌てて否定する優里。桐谷は何も口にしておらず、頼み込んで貝塚に教えてもらったのだと説明します。

　そして優里は、東根に病状について教えて欲しいと懇願します。

　その頃、貝塚は会社に出勤していました。職場では桐谷が、デスクに突っ伏して眠っています。どうやら寝落ちしていたようです。
　貝塚が来たことに気付き、挨拶する桐谷。貝塚も頭を下げます。桐谷によると、今日も仕事は忙しくなるようです。

　すこし逡巡しながら、貝塚はスマホに文字を入力しました。それを桐谷に見せます。 　入力されていたのは、東根の病状について優里に教えてしまったことの謝罪でした。

　気にしないで、と桐谷は返します。どうせずっと隠しおおせるなんて不可能だと考えていたのです。　

　　桐谷は、東根が残した仕事をフォローしてやる心積もりでいました。 　東根から貝塚に引き継がれた仕事も自分が処理したいので、渡して欲しいと貝塚に告げます。

　貝塚は桐谷の体調を心配します。最近、桐谷は会社に泊り込んでいる様子だからです。

　貝塚が気遣ってくれたことには感謝を述べる桐谷ですが、今は自分が頑張るときなんだからと語ります。これまで自分は、ずっと頑張り続けてきた東根に甘えていたから、と。
　東根には、必ず元気な身体で戻ってきてもらいたいんだ、と言う桐谷。その言葉に、貝塚も繰り返し頷くのでした。

　再び病院。病室で、東根は自分の病気について優里に語っています。 　優里が引っ越した直後、東根は手術を受けるため入院していました。内臓に腫瘍が発見されたからです。

　会社で健康診断を受けたところ異変が見つかり、精密検査を受けた結果、腫瘍の存在が明らかになったそうです。

　身体の頑丈さには自信があったはずなのに、過信して油断していたんだな、と東根は笑います。
　就職してから、東根の毎日は徹夜も残業も、当たり前の日々でした。食事にも気を遣わない乱暴なライフスタイルを若いうちからずっと続けてきたので、病気になんかなるはずはないと、自分は健康体なんだと疑わなかったんだろうなと語ります。

　そんな東根が健康診断を受けるつもりになったのは、桐谷がしつこいくらいに検診を薦めてくれたからでした。 　優里が気になってたまらないのは、手術は成功したのかという点でした。腫瘍を取り去ったら、もう後は心配ないのか。

　東根は判らない、と応えます。腫瘍には再発の可能性があるからです。

　今はとりあえず、大丈夫かもしれない。でも一年後、二年後、三年、五年経っても健康体でいられるかどうかは保証がない。
　優里に対し、東根はそう語るのでした。

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社畜と少女の1800日 最新話感想 105話

とうとう東根の病状が明らかになりました。

東根と分かれて暮らし始めていた優里が、これからどう行動するのかが気になります。

自分のことなんか忘れてこれからの人生を謳歌して欲しいというのが東根の心情でしょうが、優里が素直に聞き入れるとは思えません。

東根が退院した後、優里はどうするのか、再び同居を申し出るのか……その辺りでもう一悶着ありそうな気がします。

　優里の反応はひとまず置くとして、入院した東根のことを同僚の桐谷も貝塚も気遣ってくれていることは、これまで社畜と言うしかない毎日を送ってきた東根の生活にも、報われた部分はあったんだなと胸が熱くなりました。

優里と同居するようになって東根の人生が変化したことは間違いのない話でしょうが、それまでの生活に全く意味がなかった、という話の描かれ方をしてしまうと、彼の人生が哀れなものになってしまいます。

そうではなく、東根が仕事に打ち込んで来たことで同僚の信頼を得て、入院しても彼が帰ってこれる日を待ち望んでくれている、というのは希望に溢れた展開だと思いました。

なんとなくですが、この物語は東根の死で終わるような締め方にはならないような気がします。

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