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彼岸島 48日後 最新話ネタバレあらすじ 230話
「穴」
国会議事堂を取り返そうとしていた連は、出現する吸血鬼や新たに登場した怪物に変える虫によって部下達を壊滅されただけではなく、四肢も失ってしまったのだ。
それでも何とか這いつくばって生き延びようとする中で、巨大であり醜悪な顔をした女性に8つ程の足が備わった体をしていて、穴のあちこちから4つの翼を生やし、百足みたいな体をし、口元にはクワガタムシみたいなハサミがあり、背中には5つの目がある虫を放出し、背中にはカタツムリの甲羅を背負った姿の蟲の王と遭遇する。
蟲の王から部下達を怪物に変えた虫が沢山出していた光景を見た連は、あの虫は蟲の王が出していたのかと呟く。
(伝えねば なんとしても生き延びてコイツらの事を伝えねば)
と連は心の中で思いつつ、近づいてくる蟲の王には自分には気づかずに通り過ぎてくれと心の中で思っていた。
近づいてくるたびに恐怖のあまり悲鳴を上げそうになっていたが、何とか声を出さずに耐えきった事で、蟲の王は連の存在に気付くことなく素通りしていったのだった。
そして現在に至り、話を聞いていた鮫島は気色悪いと漏らす。
「でも雅の息子なのになんで女性の顔なの?男性じゃないの?」
とユカポンは疑問を口にすると、鮫島は潜在的な願望とかそんなんだろうと言い放った。
ネズミは今回の奴は気持ち悪いと手で顔を覆いながら言い、鮫島も邪鬼(オニ)と違って知性はあるだろうと口にする。
最悪じゃないかと口にするネズミに、鮫島は体中から虫を出して人間を吸血鬼に変えると口にするとネズミは大声で怖いと泣きながら叫ぶ。
そんな者達が国会議事堂を住処にしていて、地上から入ろうとすれば噛みつき爆弾型吸血鬼にやられてしまうのに、一体どうやって戦って国会議事堂を奪回するんだと鮫島は連に問うと…。
「私ハソノ後見タ‥‥」
と連は言うと、あの日の事を再び思い出し始める。
蟲の王が連を通り過ぎ去った時、突如として消え去った。
その事に疑問を抱いた連は神槍を確かめようと、四肢を失った状態で這いつくばって進んでいくと蟲の王が入ったかのような巨大な穴が存在していたのだ。
現在に至り、鮫島はその穴は何なんだと聞く。
連の車椅子を押す係の隊員は連を2日後に発見して救出した後、穴について調べる事にしたと口にする。
何度も探索隊を投入して数多くの犠牲を払いながら、その結果蟲の王や吸血鬼専用のトンネルであり、本拠地である国会に繋がっている事が判明したと言うのだった。
この事に鮫島は唖然としながらも、奴らはトンネルを掘って地中を移動しているのかと言う。
「移動だけじゃない 地中も奴らの生活圏内だ 奴らは国会の下に大きな穴を掘り そこからアリの巣のようにトンネルを張り巡らして生活しているんだ」
と連の車椅子を押す係の隊員は言うと、鮫島は大きな穴は巣の出入り口なのだと呟く。
続けて連の車椅子を押す係の隊員は、犠牲を払う事で巣の全体像を把握したから国会議事堂を奪還するために地下から侵入すると口にする。
ネズミは暗くて怖すぎると反対する。
ここから十条が説明する事になり、彼は大きな穴が連が見つけたのとは別に2つあり、まずはその2つを破壊して混乱している間に残った穴から入りこんで吸血鬼達を始末して侵入して国会議事堂を奪回すると告げる。
この作戦を実行するまでに多くの犠牲を払ってきたのだから自分達も後を追う覚悟で戦うと告げる。
ネズミは完全に怖気づいていたが、ここまで黙って聞いていた明はそれで行こうと、作戦に同意するのだった。
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彼岸島 48日後 最新話の感想 230話
地下を住処にしているのなら、地下の出入り口を封じれば相手も慌てるから残る穴から侵入して一気に制圧するという作戦は実に合理的だと思います。
ただ、吸血鬼に戸惑いと言う感情があるのかどうかが疑問ですが、健闘を祈りたいと思いました。
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