中国のゲーム業界におきている変化

テクノロジー先新国として発展し続けている中国ですが、オンラインゲーム市場も世界一の規模といわれています。
日本でもここ数年で中国製ゲームのファンが急増しました。特に作品に日本人声優を起用したり、アニメなど日本のサブカルチャーをとりいれた中国製日系ゲームは日本で広く受け入れられています。他にもクオリティに定評のある名作ゲームが数多く出されており、中国製ゲームの人気は日本、米国、韓国をはじめ世界中に広がっています。


Nintendo Switch、PlayStationなどのゲーム機とソフトを使ってプレイすることの多い日本に対し、中国ではゲームをダウンロードしてプレイする方法が主流です。そのためモバイルゲーム、PCゲームが発展してきました。


バトルシューティングゲームの『荒野行動』は2017年にリリース後、日本を中心に圧倒的人気を得て、ダウンロード数は3億回を超えています。オープンワールドRPG『原神』は魅力的なキャラクターや作りこまれた独特の世界観で2020年発売以来現在もファンを増やしています。


このように日本を抑えて急成長してきた中国製ゲームですが、2021年8月に政府によりゲームの規制が開始されてから新作が一つも発売されていません。ゲームの内容にも多くのルールが設けられ、中国国内のゲーム産業が制限されることとなり、1万5千社以上のゲーム関連企業が倒産しました。しかし2021年の中国製ゲームの売り上げは前年より鈍化したものの、日本円にして5兆400億円と伸び続けています。

これは中国企業が海外市場での売り上げを伸ばしていることが理由です。これまで多くの企業でゲームが量産されてきた時代が終わり、大手企業が潤沢な予算を使い、海外向けの作品を制作しているのです。


海外市場にのりだしている中国企業は日本人クリエイターの起用にも積極的であり、1月末にはセガの大人気ゲーム「龍が如く」のプロデューサー名越稔洋氏が大手ネットイース傘下で「名越スタジオ」を設立したことが大きなニュースになりました。

中国オンラインゲームの世界はカジノの分野でも発展しています。日本でもユーザーが増え続けているオンラインカジノですが、中国でもマカオのカジノ法案や海外のカジノ規制の影響により、ますます注目されています。


中国語圏のカジノ愛好者には特にバカラなどのカードゲームが好まれていますが、オーソドックスなテーブルゲームに限らず、ゲームの種類が多いのもオンラインカジノの特徴です。モバイルアプリも充実していて端末を選ばないこと、ライブカジノ、マルチプレイなどプレイスタイルも様々、個人にあった遊び方ができることも受け入れられやすい一因でしょう。またRPG形式でプレイできるゲーム的要素の大きいスロットやアニメキャラクターをフィーチャーしたゲームなども多く、他のオンラインゲームと同様に楽しむ人はこれからも増えそうです。

6億6千万人のオンラインゲーマーがいるといわれる中国。
玉石混交であったゲームが淘汰され良質なゲームがしのぎを削る中、これからどんな中国製ゲームが出てくるのでしょうか。中国製ゲームに押され気味の日本のゲーム産業も活気づいていくことを期待したいところです。

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