凪のお暇 漫画あらすじとネタバレと感想 3巻を無料で読む方法 | 漫画ネタバレ配信局~最新話や最新刊のマンガが無料で読める!!~

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凪のお暇 漫画3巻あらすじとネタバレ

前回までのあらすじ

断舎離したはずの凪の新生活、隣人のゴンちゃんには人混みの中で覆いかぶさられ可愛いと迫られ、元カレ慎二はそんなゴンちゃんの前で突然のキッス。

凪は二人の男性に翻弄されながら、婚活パーティで出会った元同僚に反撃してやり込め成長した姿を見せつける。

しかしその言葉が自分にささり、慎二への自分の過去の愛さえ浅ましいものに見えてくる。

13話「凪、回顧する」

凪は最初に慎二と価値観の違いを覚えた出来事を回想する。

水族館デートで泳ぐイワシの群れをキレイで何時間でも見てられると思った凪は、群れから外れたイワシを応援する。

そんなイワシを見て慎二は「空気の読めないイワシ、他のイワシとぶつかりまくって死ぬんじゃね?」と冷酷に薄ら笑い。

凪は『群れの先陣を切って泳げるようなこの人には、はぐれイワシの気持ちなんてわからないんだ』と哀しむ。

浅ましいと感じた自分を取り戻すべく、一晩中考えても慎二のどこを好きだったのか一つも思い出せない凪。

『最初から肩書でしか見てなかった?』と、「営業部のエースで出世頭でみんな大好きな我聞くん」だから声を掛けられて喜んだし、ヘアケアもよりがんばれた。

モラハラまがいの仕打ちを耐えられたのも彼に肩書があったから?とまで考えたが、そこで気分転換に買い出しに出て完成した新築を見つめ、ふと慎二との実家訪問を思い出す。

美人で少し天然な母と誠実で優しそうな公務員の父親、モデルルームのような大きな家に豪華な食卓。

違和感まみれのお家によそ行きの態度なままの慎二だった、が表面上でも理想的なおうちの一員になれれば、キレイなイワシの群れに入れて”あの人”も認めてくれる、と感じたことを思い出す。

あの人って?そこで自分の頬にビンタし蚊を叩き、魚屋のイワシを見つめる凪。

そのころ、慎二は実家に顔を出すとテレビからろくに目を離さないそっけない態度の母。

実は母親は整形に依存しており父には愛人が4人いる、そして長男は家出したまま戻らず、しかし第三者には理想の家族を演じる。

慎二は物心ついたときから、そんな家族の中で育ったのであった。

だから、同じ方向に向かって見せつけるように泳ぐイワシがキモく感じ、はぐれイワシに畏怖と憧れと懸念から「死んじゃうんじゃね」と言ってしまい、そのあとムキになってイワシのおいしさを力説する凪のことを「可愛かったぁ」と思い出す。

実家でだされたデリのおかずを食べながら、凪の料理の味を思い出し魚を捌いたことのない母と比べてしまう。

一方凪は魚屋で目があったとの理由で一山100円のイワシを買う、下ごしらえを手伝うゴンとうらら。

自分も群れの中のイワシのように誰かにくっついて安全に泳ごうと打算的に考えたくせに、それを見ないふりした腹黒さに嫌気がさす。

「ぼんやりしてた」と心配するうららに、ゴンはたまにみせる凪の怖い目がお魚の目のようだと場を和ませる。

おいしくできあがったフリッターを囲む3人、と凪に母から着信、保留にして折り返すという凪の目がまた魚のようだと心配するゴンであった。

慎二は独り実家でデリおかずを食べながら、凪のイワシ料理を「はぁ食ってみてぇー」とこぼす。

14話「凪、自覚する」

とうもろこし畑で作業着の美中年女性が休憩中に凪に電話、サラサラヘアーの凪の母であった。

「相変わらず電話に出ない凪ちゃんは薄情だ」という仲間たち、凪母の「頼りがないのは良い知らせだし、私は少し声が聞きたかっただけ」との健気さに打たれ、自分たちの電話から凪へ鬼のように電話をはじめてしまう。

凪はしょっちゅう知らない番号から電話がかかってくるのを不思議に思うが「周囲から固めてきたか」と思い至り、意を決して電話に出ると母に電話をチェンジされる。

「どうして自分の電話に出ないのか、心配させて楽しんでいるのか」と怒る母になんとか言い訳し、立て続けの確認や生活チェックに模範解答を慎重になぞる。

そうしてようやく母の安否を確認すると、えんえんと日頃の愚痴を聞かされ「東京で頑張ってる凪のため」というプレッシャーをかけられる。

そうして早く結婚してほしいという願望を、他人が言ったように伝え「信じてる」と常套句で包む、凪は「この人のこういうとこが・・」。

そうは言いつつ「ちゃんとして」欲しいと願う母の期待に沿うように生きてきたことも事実で複雑な思いになる。

ようやくの電話の本題、母はなんと三ヶ月後に結婚式出席のため上京「そして会えるのが楽しみ」とようやく電話を切る。

凪は現在の生活が母にバレれば強制送還だと母から送られてきたとうもろこしを前に焦る。

そこにゴンが皿を返しに訪ねてきて、二人でとうもろこしをたべることに。

とうもろこしが実は苦手だと語る凪は、なぜ苦手なのか説明しようとして、幼少期の出来事を思い出す。

それはとうもろこしを食べない幼い凪を問い詰め叱る母の姿であった。

しかめっつらで回想する凪に「相当嫌いなんだね」と言うゴン。

「今ならわかる、女手一つで育てる苦労とか、自分が不器用な子供だったし」などど返すと、「とうもろこしが」と勘違いしてたことをやんわりまとめられる。

さらに「嫌いなことを口に出して自覚するとラクになることはあると思う」というゴンに、『あの人の、自分は悪者にならないように細工する、家では標準語、外では良い人ぶる、とにかく口やかましいところが』と思い「キライ」と口に出す。

そのスッキリ効果に感動しお礼をいう、ゴンは「母上京の日までに準備を整えて頑張らないと」と励ます。

それに元気を得て張り切り「まずは栄養を」ととうもろこしを食べる凪に「やっぱ面白いな」というゴン。

それからゴンは「とうもろこしついてるよ」と頬に手を伸ばし、「ほんと可愛いね」とそのままアゴを引き寄せられ、、、

15話「凪、回す」

キッスの寸前で「もーからかわないで」とゴンを押し止め「本気にしちゃうから」という凪に、ゴンは「本気にしていいのに」と困った顔で告げ「用事があるから」と去る。

平静を装いとうもろこしご飯を仕込むも、動悸とモヤモヤがとまらず、寝付けない夜になった凪であった。

とうもろこしご飯をおにぎりにしてでかけた凪は、ゴンにのしかかられた公園に座って回想。

先日も昨日も「チューくらいしとけば良かった」て思う自分とゴンとの関係が進むことで、母に責められることがブレーキになったと考えたところで、いや自分だ、自分が怖くて進めなかったから茶化してごまかしてゴンを困らせた。

自由でゆらゆらふわふわとした生活に惹かれていたのに、自分でブレーキをかけていたことに気が付く。

自分の気持ちに正直になろうと決心した凪は部屋に帰り、ベランダで「夜部屋に遊びに行きたい」とゴンに告げる。

ゴン部屋ではハンモックにすわりはしゃぐ凪、二人でお酒をのみ「凪といるとすげー楽しい」との言葉に嬉しさに感動しお酒も進む。

慎二に遠慮してお酒に弱いふりしていた事情を話し、愚痴を詫びると「それで凪ちゃんが楽になるならいいよ」といい「ちょっと自分に厳しすぎるから力抜いてラクになったほうがいいと」

ゴンはなぜこんなに自分のほしい言葉をくれるのかと思いつつ、流れでゆらゆらと身を任せる凪。

熱いゴンの背中を感じつつ『めっちゃくちゃ気持ち良かった!』と内心人生初のとろけるような余韻を感じていると、隣でスマホゲームをしてうれしそうに画面を見せるゴン。

「呆けた顔も可愛いね」とそっけなく「シャワー」と立ち上がるゴンに、なにか物足りない凪はゴンの背中についた髪の毛を取ろうと手を伸ばす。

さっきまで熱かった背中はなぜかすごく冷たくなっていた。

一方、慎二は路上に打ち捨てられた汚いレジ袋を拾いゴミ箱へ「フビンで見てられないから」と後輩に説明する。

16話「凪、恋をする」

ゴンと一線を超えてから、連日”ただれた時間”を過ごしてしまってる凪。

そんな凪からみても自由人なゴンは、凪と裸のまま布団にいるところに友人を招いてしまう。

とりあえず服だけはきて、ごまかす凪とごまかしきれてないゴンは友人たちにからかわれる。

いつか接近するゴンを引き離した女の友人は凪を不安げに見つめる。

そして凪は今日も自分たちの関係をはっきりと確認できなかったことを後悔する。

そんな事情を公園で坂本に打ち明ける凪、オトナの関係に過敏な反応を示す坂本だが、直接「付き合ってるんですか?」と聞けば良いと言う。

「それは野暮に感じるし、自分に自信がないと聞けない」と返す凪は、さらに「今が幸せすぎて、それを聞いて壊れるくらいならこのままでいい」と話す。

「しちゃってるんですね・・・恋」と凪の方に手をかけ見つめる坂本は「自分は経験不足でアドバイスはデキないけど、参考書を貸します」と大量の少女マンガを貸し出す。

少女マンガを読み進める凪は「どれもギュンギュン来て面白い」けど、そこに描かれてるのはゴールへのプロセスで「私が知りたいのは[fin]の向こう側なの」と息をつき、段階を経ずに関係をもったことを後悔しはじめる。

そしてあの慎二ですら「(家も近いし)付き合っちゃう?」と言われてから始まったそういう関係でいろんなことに耐えられてきた。(結局ヤリモク男でがっかりだったけど)と回想。

好きな人との関係に後悔したくないと思う凪は今は会えない隣のゴンへの想いに身を焦がしつつ、少女マンガを夜明けまで読みふけってしまう。

そのまま深夜イベントから帰宅したらしきゴンの物音を聞きつけ、手早く身だしなみを整えて、ゴミ捨てを装って外に出てゴンを見つめる。

背景が輝いて見えるゴンのかっこよさにギュンギュン胸をときめかせ、眠気覚ましのコーヒーに誘われ、二人でコンビニコーヒー片手にお散歩。

ゴンの行きつけらしき駄菓子屋で買い物をして、前のベンチでコーヒータイムを楽しむ。

そんなステキな時間に凪は自分からと決意し「ゴンさんのことが好きです」と気持ちを伝える。

ゴンは「うん俺も凪ちゃん大好き!」と即答する。

それ以上踏み込めず流れる時間に「付き合ってる確認」ができないとウジウジする凪に、ゴンは「俺と凪ちゃんの仲だから」自由に入っていいと部屋の鍵を渡す。

「これはもうそうゆう仲ということだ」との思いを噛み締める凪は、「今度から部屋でゴハン作って待っててもいいですか」と伝え、さっそく今夜の約束になる。

夜になり、ウキウキでロール白菜をつくり待つ凪、そこに帰ってきたゴン。

と、しかしカギを開けて入ってきたのはゴンの友人の女だった。

ゴンじゃないことを詫び、レコードを取りに来たという彼女は、今夜はゴンは帰れないと凪に告げる。

さらにゴンは「老若男女構わず誰にでもカギを渡す、ガバガバの距離感おかしいやつで、約束なんか常にすっぽかすクソ」だと悪態をつき、凪には「勘違いしちゃダメと最初に忠告したはず」だと。

『えーーーーー⁉』となる凪。

17話 「凪、上がったり 下がったり」

そしてそのままレコードを回収して去ろうとする女エリィさんを『私の知らないゴンさんのことを知りたい』と引き止め、ロール白菜を食べてもらいながら話を聞く凪。

ゴンは優しいし、誰にでもその時一番言って欲しい言葉をくれるのだというエリィ。そこに悪意や算段はなく単に「目の前にいる人間に誠実」であると、ということは「目の前にいない人には不誠実」であると。

ゴンにやられて横たわる老若男女を称して「モーゼの海割り」の異名をもつとか、さらに「エッチがクソうまいのがこわいところだ」と言うエリィに「どうして知ってるの」と突っ込む凪。

「思い出したくない黒歴史で、とにかくうまくやってくコツは適度な距離を保つことだ」「依存したら終わりだ」と忠告したと念を押し、そしてがんばれと励ましながら去るエリィ。

「依存」という言葉に、会えない時間の焦燥感を振り返る凪。

そしてカンタンに約束を反故にされたことで沈み込みながら寝入ってしまう。

いつの間にか朝でゴンが隣に寝そべり「おはよー」と。

「いつの間にか寝ちゃって」と詫びる凪に、「俺の方こそ代役断れなくて」と返す凪。

「でも疲れて帰ったら、可愛い凪ちゃんが寝てて、うまいメシがあってご褒美感はんぱない」と言われあっという間に溶けてしまう凪。

それから凪はゴンのイベントに連日足を運び、DJ回すゴンに見とれ、おしゃれなイベントに来る人達が意外と親しみやすくいい人だと感じはじめる。

ゴンと一緒にいると吸えるこの空気が好きと感じる凪は終電の時間を迎えて、ゴンの「しばしのお別れハグ」を受けて皆に見送られ幸せいっぱいに帰路につく。

しかしその多幸感はすぐに解け、費用のこと、仲間の対応が上辺だけじゃないかと疑い、ゴンの周囲の女性が気になる。

こんな被害妄想が日に日にひどくなり、さらにゴンにあいたくなり、エリィの忠告を守れていないことを感じるのだった。

そうやって眠れない夜を過ごすと「会いたくて震えた」自分に危機を覚え、立て直そうともろもろの用事をこなすべく家を出たところに、オートバイで帰宅したゴンに出くわす。

出会えたトキメキに耐えながら、借りてきたというバイクで「ぶらっとドライブでも?」と誘われるとあっさり用事が吹き飛び即応じる凪であった。

「あら青春ですね」と見送るうらら家族とおばあちゃん。

はじめて乗るバイクの後ろにで「風が気持ちいー、どこにつれていってくれるんだろう」とゴンにしがみつく。

海についた二人、景色に香りにまったりした雰囲気に感動して興奮する凪。

「元気が出てよかった、帰り際に暗い顔が見えた気がして心配した」と告げるゴンに凪は元気をアピールし『目の前にいる人に誠実ならそれで良くない?』と感じはじめるのだった。

キラキラの海面を見つめながらゴンを王子にたとえて、一緒にいる空気が心地よく大好きだと感じる。

でもその空気をずっと吸うためには、ゴンと会えないときの弱い自分をなんとかしなきゃとしみじみ思う凪であった。

アパートに帰るとそこに「ゴンゴン来たよー」とピッチピッチの女子大生が訪ねてくる。イベント・ディスプレイの作画担当だという彼女モルちゃんの画を一緒に見ていかないかと誘うゴン。

これを振り切り、自分の王子様が他の誰かにとっても王子様というつらい現実は見なければないものと同じだと目を閉じようとする凪であった。

そのころエリィはゴンの通り名で「モーゼの海割り」とは違うもう一つの「メンヘラ製造機」という名を伝え忘れたことを少し気にかけていた。

18話 「凪、メンタルがヘラる」

日曜日大雨の中電車に乗る慎二はあらゆる合理性を無視して凪の下へ向かう自分に引いている。 昼下がり凪の部屋、目覚まし代わりになるケータイアラーム、布団から手だけが出てきてとめる。 それは昼夜逆転しゴンと会えない時は不安に気力を失って寝て過ごすだけになってしまった凪の姿であった。 さらに凪は外界を遮断し耳栓をハメ直してさらに寝入る。 そこにずぶ濡れになりながら慎二が到着、鬼ピンポンするも無視されイラつく。 通りすがりのうららが「凪ちゃんはいてもでてこない、夜に出歩いている、あの人と”青春”するようになってからおかしい」と凪の近況を話す。 そこにゴンも登場し、雨に濡れてしまってる慎二を部屋に凪の帰宅まで過ごすようにすすめる。 慎二はゴンにもてなされる間に、凪がゴンの部屋に頻繁に訪れていること、ゴンは人との垣根がないレアな変人であることを見抜き、これなら凪は確実に落ちると推測する。 慎二にカギを預けて先に外出してしまうゴン、残された慎二は布団についた凪の毛髪を発見、さらに洗面所に多種多様に大量に並んだ女性用の化粧水を見てしまう。 ショックを受け帰路についた慎二はコンビニで、憔悴し顔色の悪い凪を発見し、呼び止める。 「やだ怖い、うちには上げないから絶対」と逃げる凪にゴンの家にいたことを伝える。 凪は慌てて戻ってきて「ゴンは不在だと思って耳栓をしていた」と後悔で取り乱しはじめる。 その様子に「お前が隣の男の影響で変になったのはマジなのか」とつぶやく慎二。 「心外だ、私はこんなに健やか」と返す凪だが、慎二がコンビニでの買い物をチェックすると自堕落な生活を象徴するような食品の数々。 さらに悪い顔色や肌あれ、やつれ、ゴンの部屋の大量の化粧水などの話をして自覚を迫る慎二に、凪は「ゴンさんみたいないい人はみんなでシェアすべき、自由にさせて、せっかくのお暇なんだし」と憔悴した顔のまま返す。

あまりのショックの慎二は目に涙をうかべてうつむく。