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高嶺のハナさん 43話ネタバレあらすじ

「いままで」

「僕も高嶺さんのこと…大好きです」

とフラれたのではないかと思って逃げようとしていた高嶺の手を弱木は握ると、このように言い放った。

それは紛れもない告白の返事であり、弱木にとっては嘘偽りのない答えなのである。

この弱木の言葉を聞いて、ついさっきまでフラれたと思い込んでいた高嶺は強い衝撃を覚えたのだ。

これまで殆ど褒めた事がなく、厳しい上司としか接していなかったのでどう思われているか分からないと彼女自身そう思っていたので、なおの事驚いていたのだ。

2人の間に暫しの間、沈黙が流れ、この様子を見ていた人々は何をしているのだと思いながら見ている者達が多かったのだ。

「高嶺さん……」

と未だに何も言ってくれない高嶺に対して、弱木は恐る恐る彼女の名前を言ったのだ。

当の本人はこれまでの出来事を思い出していました。

弱木と初めて出会った日の事。

弱気のために可愛い女性になるための本を読んだ事。

弱気のために慣れないエプロン姿になって、美味しいお弁当を試行錯誤しながら作った事。

上司として弱木に厳しいことを言った後、素直に慣れない自分をトイレに閉じこもった状態で責めている事。

落ち込んでいる時に弱木によって手を握られた事。

近くで弱木が寝ているのをドキドキしながら見ていた時の事。

上司として弱木の拙い提案書を破り捨てた後、一人で自分を責めている事。

寝ていた弱木に膝枕をしてあげた事等を思い出していたのだ。

「高嶺…さん……?」

と今もなお返事がない高嶺に対して弱木は再び彼女の名前を言ったらある事に気づいた。

「あれ……?」

それは彼女が両目から涙を零していた事だった。

それは高嶺自身も想定していなかったことであり、彼女は何故自分が涙を流しているのか分かっていなかった。

「た…高嶺さん……!?だ…大丈夫ですか…!?」

と弱木は何か言ってはいけない事を言ってしまったのかと思ったのか、彼女の事を心配するのだった。

「……大丈夫じゃ…ない……………」

と未だに溢れる涙が止まらない高嶺はこのように言うと…。

「もう一回言って…?」

とさっきの言葉をもう一度言ってと言わんばかりに高嶺は嬉しそうな顔をしながら言うのだった。

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高嶺のハナさん 43話の感想

弱木が高嶺の告白に答え、高嶺がもう一度言ってと頼んだのでこれでもうカップル成立ですね。

ここまで本当に長かったなと思いましたが、無事に両想いになれてよかったと思いました。

元々両想いと言っても過言ではありませんでしたから、まさか弱木が振るわけがありませんの遅かれ早かれこうなると思いましたが、それでもカップルになれて良かったと思いましたね。

そして弱木の返事を言った際に高嶺は涙を零していましたが、これはきっと嬉し涙なのでしょうね。

ずっと大好きであった弱木と両想いであって欲しかったが故の涙なのだと思います。

それくらい嬉しかったのだと思われ、弱木にもう一度言ってほしいとせがむ位、涙が溢れ出るくらい嬉しかったのでしょう。

次回は弱木が高嶺の言うとおりに、さっき言った自分も高嶺の事が好きだと言うのではないでしょうか。

高嶺が告白し、弱木はそれを受け止めて返事を返し、高嶺がもう一度言ってと言ったのでこれはもう両想いと言っても過言ではないと思います。

それに高嶺の頼みを弱木が引き受けないわけがありませんので、ちゃんとしっかり言うのだと思います。

それを聞いた高嶺は、もしかしたらさっきの弱木の言葉は夢ではなかったと言わんばかりに彼に抱き着くのではないでしょうか。

それに弱木の方も喜びを爆発させるのではないかと思います。

彼女に対して告白の答えを返しましたが、大丈夫じゃないと言うまで彼女は何も言わなかったので不安に思っていたと思われます。

それ故に両想いになった際に、喜びを爆発させると思います。

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